婚約破棄ですか、惨めに許しを乞いましょう
ヒェルクイム王国第一王子アルベルト殿下は『完全無欠の王子』と言われています。
知識と機転と決断力と判断力と気品を除けば、わたくしも『完全無欠の王子』だと思います。
ごめんなさい。
おだてに弱いところと女性の趣味が悪いところと黒い虫を見ると悲鳴を上げることも追加で。
わたくしですか?
ワイズライノス侯爵家の長女でソフィアと申します。
アルベルト殿下の婚約者で、今から婚約を破棄されるところです。
婚約破棄とは穏やかでない言葉ですよね?
でも殿下は真実の愛を見つけてしまったそうなので。
わたくしだってお妃教育の先生方には褒められていたのですがねえ。
一五歳にして既に教えることがないと。
これでもわたくしは一〇年間もアルベルト殿下の婚約者だったのです。
幼い頃から運命を縛りつけられるのは、いい面と悪い面があるなと思いました。
迷わず道をどんどん辿れるのはいい面。
行き先を変えることができないのは悪い面。
幼い頃は極めて純真ですよ。
おうひさまになるんだって。
あんなに手のかかる王子が婚約者になるんだと思ってなかったですから。
でも今日で解放されると思うと、少しだけウキウキしますね。
もっとたくさんウキウキすればいいのに、ですか?
わたくしも高位貴族の娘として、どこぞへ嫁ぐのが義務みたいなものではないですか。
また違う苦労を抱え込むのかと思うと気重で。
アルベルト殿下よりはマシな相手だといいなあと願うばかりです。
いえ、先走り過ぎですかね。
王子に婚約破棄される大傷物に次があると考えるのは違うかもしれません。
とすると自由に好き勝手できる可能性も?
ウキウキ感が増しますね。
さて、パーティーも佳境を過ぎ、少々ダレてきましたか?
そろそろだと思います。
アルベルト殿下の婚約者として、最後の御奉公の時間です。
「ソフィア・ワイズライノス侯爵令嬢! 私ことヒェルクイム王国第一王子アルベルトは、そなたとの婚約をこの場において破棄することを宣言する!」
会場に響くアルベルト殿下の声、始まりました。
陛下御夫妻をチラッと見ると……やはり公開婚約破棄を把握されていたようですけれど止められなかったようですね。
微かに首を振っていらっしゃいます。
しからば……。
「お許しください、アルベルト殿下! 婚約破棄だけは御勘弁をおおおおおおお!」
平伏、いわゆるドゲザでアルベルト殿下に謝る格好を取ります。
だって殿下はこんなんでもヒェルクイム王国の次期王ですからね。
責任を負わせるわけにいかないのですよ。
王国の統治に影響してしまいます。
……わたくしもみっともないところを見せておけば、次の縁談が来ないのではという、淡い思いがあります。
いや、そこまで考えなくても第一王子に婚約破棄された地雷ですからね。
あえて触れようとする者はいないかもしれません。
その辺りの事情がわたくしの立場からは見えにくいです。
「いいや、許さん! ソフィアは僕の真実の愛に嫌がらせをしたろう!」
アルベルト殿下が真実の愛と定めたのは、クリスティーナ・モフェットハム公爵令嬢です。
美しいことは疑念の余地がないですけれども、クリスティーナ様が陰で何をやっているか、殿下御存じです?
殿下の側近候補で剛直な者が去って追従者が増えているのは、陰険なクリスティーナ様のせいですよ?
だから公開婚約破棄なんてものが通ってしまうのでしょうけれども。
「嫌がらせですか?」
「そう、クリスティーナに泥水を浴びせ、教科書を破り捨て、階段から突き落としたろう!」
ちょっと目が点になりかけました。
もし公爵令嬢であるクリスティーナ様にそんなことがあり得たのなら、護衛がなっていないのではと突っ込みそうになってしまいました。
いけません、ディベートの場ではないのです。
低姿勢でいなくては。
「クリスティーナ様に嫉妬してしまったのです。アルベルト殿下を愛するが故なのです。どうか平に……」
愛って何でしたっけ?
答えが出ないのに言葉だけするりと出てくる自分の口に苦笑します。
「やはり許せん! そなたには修道院入りを申しつける!」
「ありがとうございます!」
修道院入りなら今後一生殿方に関わらなくてすみます!
考え得る限りベストの未来!
……と思いましたが、一般的には修道院入りって厳しい処罰ですよね。
『ありがとうございます!』はよろしくなかったです。
フォローを入れねば。
「処刑されてもおかしくなかったのに、何という寛大さ! アルベルト殿下のお慈悲に感謝いたします!」
こんなところでしょう。
クリスティーナ様の個人的な能力はともかく、モフェットハム公爵家の後ろ盾があれば、アルベルト殿下も次期王として何とかなるのでは?
「お目汚しのわたくしは退出いたしますね」
「ソフィア嬢、お手をどうぞ」
「えっ?」
「いや、僕の手を取っていただけると光栄です」
「えっ?」
何故這いつくばったわたくしに、我も我もと手が差し出されるのです?
よほどわたくしが哀れに見えましたか?
しかし迂闊に手を取ると、せっかく手を差し出してくださった方が王家に睨まれて、迷惑がかかってしまうかもしれません。
「皆様ありがとう存じます。一人で立てますので」
とっとと退場です。
◇
――――――――――その夜、ユルハンクティス筆頭公爵家邸にて。嫡男バーナード視点。
「見事な演技だったな。いいものを見た」
「ソフィア・ワイズライノス侯爵令嬢ですか?」
「うむ。王国のためとはいえ、あれほど泥臭く立ち回れるとは。正直驚いた」
アルベルト殿下がソフィア・ワイズライノス侯爵令嬢との婚約を破棄するだろう、という噂は飛び交っていた。
バカなと思った者は多かったろうが、僕は殿下とクリスティーナ・モフェットハム公爵令嬢のイチャイチャっぷりを王立学院で見ていたから。
またソフィア嬢のフォローが入っていたから気付きにくいが、アルベルト殿下の抜けたところも知っていたから。
今日のパーティーでの公開婚約破棄はかなりの確度なのではと思っていた。
案の定だ。
しかしアルベルト殿下は、ソフィア嬢の理論的な逆襲を食らうのではないかと予想していたのだ。
反撃の余地なんかいくらでもあったろうから。
あにはからんや。
ソフィア嬢は終始一貫して下手に出た。
呆気に取られた者がほとんどだったろう。
現在の王家に男児はアルベルト殿下のみ。
殿下の権威を下げることはヒェルクイム王国の不安定化に繋がると、ソフィア嬢は考えたに違いない。
実にシャープな思考だ。
そして王家に対する見上げた忠誠心。
わかっている者はわかっている。
あの公開婚約破棄劇で最も評価を上げたのは、もちろんソフィア嬢だ。
退場する時に差し出された手の数がそれを証明している。
「アルベルト殿下が『完全無欠の王子』なんて言われているのは、ソフィア嬢の尻拭いが完全無欠だからですよ」
「殿下の外見だけを見ていれば、完璧と思いたくなるのかもな」
「目の利く者は把握しているのでしょう? アルベルト殿下の化けの皮の中身を」
「というか今日のパーティーで、自分で正体を現わしてしまったではないか」
確かに。
ソフィア嬢が派手な演技で衆目を引きつけたが、さすがにアルベルト殿下のバカさはもう隠せない。
「ユルハンクティスは王になる」
父の発言に無言で頷く。
ユルハンクティスとは王位を盗まれた我らに、代わりに寄越された名札だ。
先代のユルハンクティス筆頭公爵家当主である祖父は、本来王になるはずだった。
正妃の唯一の男児だったから。
しかし先々代の王は愛する側妃の子を王太子とし、祖父にはユルハンクティスの姓を与え公爵とした。
既に母親である正妃が亡くなっていて、当時の祖父が影響力を落としていたこともあったのだろう。
『筆頭』公爵家として王位継承権を認めたのは、現在の状況を予測したからではあるまい。
先々代王の、単なる良心の呵責だ。
凡庸な王が続いた。
側妃の系統だからというわけではあるまい。
臣下の忠誠度が落ち、世の風紀が緩み、緊張感の足りない日々が続いたから。
アルベルト殿下の婚約者は僅か五歳の時に、ソフィア・ワイズライノス侯爵令嬢に決まった。
当時は冷笑する者もいたと思う。
ワイズライノス侯爵が富裕で有力な貴族なのはわかるが、長じてから優秀な令嬢を選べばいいではないかと。
王家の焦りが透けて見えた。
しかしソフィア嬢は教養、美貌、人脈、モラル、気遣いにおいて追随する者のない令嬢だった。
完璧だったのだ。
僕が学院で見る限りでも、アルベルト殿下を立てながら自ら生徒達を律する器量があった。
あれほどの令嬢であることを幼年期に見抜いていたのかと、王家の評価が上がってもいたくらいだ。
それを婚約破棄でいっぺんにパーにした。
王家は……アルベルト殿下はバカだ。
「バーナード。クリスティーナ・モフェットハム公爵令嬢はどうなのだ? 正直ソフィア嬢ほど話題にならんから、情報が少ないのだが」
「平和な時代の王妃なら務まりますよ」
「ハハッ、そうか」
平和な時代の王妃は、名家の出身ならば凡才でも務まる。
要するに本人の実力など語るに値しないということだ。
事実クリスティーナ嬢は気が短く怒りぽいと陰口を叩かれているし、交友関係も狭い。
人間の好き嫌いが激しいのだ。
僕はどちらかというとクリスティーナ嬢に嫌われている側。
「明日早速、ワイズライノス侯爵家に婚約の申し入れをする。構わんな?」
「もちろんです」
とうに妃教育を終了しているという噂のソフィア嬢を、ユルハンクティス筆頭公爵家の嫡男である僕が婚約者にする。
何を意味するか理解できない者はいないだろう。
そして貴族の勢力バランスは崩れる。
王家の求心力は雲散霧消し、ユルハンクティス朝が始まるだろう。
「しかしですね」
「何か問題があるか?」
「ソフィア嬢、修道院行きを命じられて喜んだでしょう?」
「ソフィア嬢なりの皮肉なのだろう? 王子の婚約者より修道院の方がマシだという」
「本心なのかもしれないのですよ」
「は?」
僕は学院でずっとソフィア嬢に注目していた。
だからこそわかることなのかもしれないが。
「ソフィア嬢は一〇年もアルベルト殿下の尻拭いをしてきたわけでしょう?」
「挙句の果てに婚約破棄だな」
「男なんてうんざりだと思っているのではないかと」
ソフィア嬢にとって男性と言えばアルベルト殿下だったのだ。
他に選択肢などなかった。
幼い頃から婚約者だったのだから。
男性そのものに嫌気がさしていてもおかしくはない。
だからこそ、修道院行きを命じられて喜んだのでは?
少なくとも僕の目にはそう見えた。
「おい、冗談じゃないぞ。ワイズライノス侯爵家に婚約を打診して断られたら、いい恥晒しだ」
「わかってますよ」
婚約を断られたならすなわち、ユルハンクティス筆頭公爵家はダメだという意思表示に見える。
ならばソフィア嬢が守ろうとした王家の方がマシなのか、という理解になってしまうだろう。
図らずもソフィア嬢はキングメーカーの立場にあるのだ。
「ユルハンクティス家としては、すぐさまソフィア嬢に縁談を持っていくしかないのですよ。でないとユルハンクティス家を支持してくれる方々に、判断がぬるい、やる気がないのかと思われてしまいます」
「む……その通りだ」
「僕はソフィア嬢を大いに気に入っています」
「あれほどの令嬢だものな」
「賢く美しく淑やかな令嬢だからです。父上は何とか顔合わせを断られないように、話を持っていってください。その後は僕が情熱でソフィア嬢を口説き落とします」
「おお、バーナードがこれほど熱い男だと初めて知ったぞ」
「ソフィア嬢は今まで他人のものでしたからね」
アハハと笑い合う。
「了解した。顔合わせまでは必ず実現してみせるから、後は任せたぞ」
◇
――――――――――一〇日後、ワイズライノス侯爵家邸にて。ソフィア視点。
いそいそと修道院行きの準備をしておりましたら、王家から使いがまいりました。
わたくしの機転に感謝すると。
もちろん修道院などに行かなくてよいと。
拍子抜けですねえ。
お父様が言うには。
「例の婚約破棄で王権が揺らいでいる。陛下はモフェットハム公爵家がバックになるならもつだろうという考えだったようだ」
「わたくしもそう思っておりました」
「が、ダメなようだ。アルベルト殿下のバカさ加減に失望され、それを止められない陛下の指導力に愛想を尽かされている」
ははあ、思っていた以上に王家離れが急速に進んでいると。
困りましたね。
世が乱れてしまいます。
「せっかくソフィアが悪者になったのにな。生かせる状況にないようだ」
「残念ですねえ」
「一方でソフィアの株が上がっている」
「はい?」
わたくしはアルベルト殿下に婚約破棄された大傷物に過ぎないのですが。
「自ら泥を被って王家を救おうとした心意気は大したものだと」
「最後にすべきことはあれだと思っただけなのですけれどもね」
「常人にはなかなかできぬということだ。わしも誇らしい」
照れますね。
「それでお父様の仰いたいことは?」
「ユルハンクティス筆頭公爵家嫡男バーナード君との顔合わせのことだ」
婚約破棄パーティーのすぐ次の日に、ユルハンクティス筆頭公爵家から婚約の打診がありました。
顔合わせと言っても、バーナード様は同級生ですよ?
よく存じておりますってば。
「正直この流れでは王家はもたぬ。実力者で王位継承権持ちであるユルハンクティス筆頭公爵家の待望論が大きくなっているのだ。しかしソフィアが顔合わせを断ったとなると、ワイズライノス侯爵家は王家を支えるつもりなのかと世人に思われてしまう。国が割れる」
「ええ?」
どうしてわたくしの存在感が急に大きくなっているのでしょうね?
わけがわかりません。
いや、それだけ今の王家が期待されていないということですか。
「アルベルト殿下に散々振り回されてきたソフィアがうんざりしているのもわかる。しかしこのままでは内乱不可避だ。この顔合わせは必ず受けてくれ」
「……わかりました」
一難去ってまた一難。
いえ、一男去ってまた一男ですか。
ワイズライノス侯爵家の娘ともなると、しがらみから逃れられないものですねえ。
本日バーナード・ユルハンクティス公爵令息との顔合わせとなりました。
わたくしに配慮してうちへおいでくださるのですって。
ありがたいことです。
「僕はずっとソフィア嬢が好きだったのだ!」
バーナード様いきなり暑苦しいです。
侍女達はきゃあなんて言ってますけど。
声を落としなさい。
……ユルハンクティス筆頭公爵家は王位継承権持ちです。
王家の凋落が激しい今、当然王位に色気があるものと思われます。
のっけから政略的な話になるかと思っていましたが、予想が外れましたね。
「君はずっとアルベルト殿下の婚約者だったから何もできなかったが、今は違う。ソフィア嬢の知性、判断力、統率力、いずれも尊敬している。加えてその美貌。愛さずにおられようか」
「……」
え、ええっ?
こんなに好きだの愛してるだの言われると気持ちいいとは。
全く知りませんでした。
思えばアルベルト殿下には、澄ましてるのいいかっこしいのこましゃくれてるのとしか言われたことがないですからね。
「どうした、ソフィア嬢。顔が赤いぞ」
「は、恥ずかしくて」
「ん? アルベルト殿下と婚約していたのだろう?」
「殿下は愛の言葉など囁いてくれませんでしたので」
「そうだったか。僕も囁きはしないけどな」
「えっ?」
「大きな声で高らかに誇ろう! 君に恋をしていると!」
な、何ですかね。
もっと言ってもらいたいです。
「政略的な思惑についてはソフィア嬢も重々承知していると思ったんだ」
「それは、まあ。はい」
「だから愛を告げよう。ただ殿下と婚約していては言えないこともあったわけさ。今は心置きなく言えるんだ。何と素晴らしいことか。アルベルト殿下ありがとう!」
アルベルト殿下にまで感謝していますよ。
ユルハンクティス家が王位を狙うのでしたらライバル関係にあるはずなのですけれども。
「ソフィア嬢。隣に座っていいか?」
「えっ? よろしいですけれども、距離が近いです」
「親しい者同士の距離はそんなものではないか?」
「そうなのですか?」
「ピンと来ないか。言い直そう。アルベルト殿下とクリスティーナ嬢の距離だ」
「……言われてみるとバーナード様の仰る通りのような」
ああ、アルベルト殿下とクリスティーナ様は恋人同士だったのですね。
むしろ婚約者のわたくしが邪魔でした。
涙が……。
「ど、どうしたソフィア嬢。嫌だったか?」
「いいえ、隣に来てくださいませ」
「うむ!」
バーナード様に寄りかかります。
そうですか、これが本来の婚約者の距離ですか。
安心できるものですねえ。
「……ソフィア嬢。これは完全に婚約者の距離なのだが」
「はい? わたくしは今日お会いすると決めたときから、もうバーナード様の婚約者のつもりでおりましたが」
というか情勢が他の選択肢を許さないですよ。
「うおおおおお! やったぞ!」
「アルベルト殿下はわたくしを愛してくださらなかったのです。バーナード様はわたくしを愛してくださいませ」
「もちろんだ!」
バーナード様にぎゅっと抱きしめられました。
今日わたくしは婚約者の距離を学びました。
一〇年も婚約者をしていたのに知らなかったのですよ?
こんなに熱くてドキドキするってことを。
◇
――――――――――後日談。
王位はユルハンクティス筆頭公爵家に譲渡された。
ユルハンクティス朝が始まった。
旧王家は一代限りの伯爵となった。
何故なら跡継ぎのアルベルトが亡くなったから。
暗殺だった。
密かに警護を受け持つ隠密、王家の影がユルハンクティスに忠誠を誓った直後のことだった。
犯人はわかっていない。
こんなブラックジョークが流布した。
「アルベルト殿下は人のいいお方だった。ユルハンクティス新王家への支配体制一本化を進めるにあたって、最も邪魔なのは誰あろうアルベルト殿下だったんだ。殿下はそれを理解できるほど腹黒くはなかったからね。いや、さすがに『完全無欠の王子』と謳われるだけのことはある。無自覚でありながら、自らの命をもって王国の安定に寄与しようとは!」
モフェットハム公爵家は完全にババを引いた。
アルベルト=クリスティーナ体制による新世代を夢見ていたのだろうが。
新王朝下では冷や飯を食わされることを余儀なくされるであろう。
クリスティーナは修道院行きを拒んで大騒ぎしているようだ。
ソフィア・ワイズライノス侯爵令嬢は、婚約者王太子バーナードと仲睦まじくしている様がしばしば見られる。
アルベルトの婚約者時代にはなかったことだ。
ソフィアが『王朝の行方を決定した令嬢』とされる所以はここにある。
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