日露戦争開戦までの経緯
背景(19世紀末〜1903年)
蝦夷国
• 義経血統の巫女統治を象徴とする北方国家。
• 北海道・樺太北部・千島・カムチャッカ半島南部を支配。
• 北方防衛のため、日蝦同盟を日本と締結(1903年)。
• 南樺太にあった榎本武揚の南樺太国の消滅・ロシア併合を受け、北方の緊張が高まる。
• 土方歳三ら旧幕臣が亡命し、軍事面で実力向上。
日本
• 北海道を蝦夷国が支配しているため、北方の後方兵力が制約される。
• 朝鮮半島・満洲での権益拡大を狙うが、ロシアの南樺太・沿海州進出により北方からの
脅威増大。
• 日英同盟(1902年)を背景に外交的支援を確保。
ロシア
• 南樺太・沿海州・満洲での進出を強化。
• 1903年、南樺太を正式併合。榎本派を事実上排除。
• 北方で蝦夷国と接することで、日蝦・日英同盟との緊張が増加。
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南樺太国崩壊と蝦夷国との対立
• 1898〜1903年:榎本老化・南樺太国統治力低下、ロシアの段階的進出。
• 1903年:ロシアによる南樺太正式併合。
• 蝦夷国は北方でロシアとの国境問題が顕在化。
• 日蝦同盟が重要性を増し、蝦夷国は日本との軍事協力に積極化。
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北方の軍事・外交布陣
蝦夷国
• 土方歳三ら旧幕臣が軍事指導に参加、蝦夷軍を近代化。
• 北方沿岸防衛、樺太侵攻の準備を着々と進める。
• 日蝦同盟に基づき、日本艦隊の補給・港湾使用を許可。
日本
• 北方の蝦夷国を後方支援基地として活用。
• 陸軍は満洲・朝鮮方面での利権拡張を狙うが、北海道兵力がないため補給・増援は限定
的。
ロシア
• 南樺太・沿海州・満洲に軍事拠点を配備。
• 蝦夷国と北方国境を接し、日英同盟・日蝦同盟の動きを警戒。
• 外交交渉では日本・蝦夷国に対して圧力をかけつつ、南樺太の軍事化を進める。
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日露戦争開戦誘因
1. 南樺太問題
• ロシアが南樺太を完全併合。蝦夷国にとって直接的脅威。
2. 北方防衛
• 蝦夷国は北方沿岸防衛のため、日本と協力。
3. 満洲・朝鮮の権益争い
• 日本は満洲・朝鮮への進出を狙うが、ロシアの極東戦略と衝突。
4. 同盟体制の成立
• 日英同盟、日本・蝦夷同盟が成立し、外交的裏付けが整う。
5. 開戦口実の形成
• 南樺太・沿海州での小規模衝突や国境侵犯を契機に、1904年春、開戦。
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年表イメージ(開戦まで)
年 出来事 コメント
1898 榎本老化・南樺太国統治力低下 ロシアが影響力拡大
1898〜1902 ロシア段階的支配強化 港湾・軍事拠点整備、蝦夷国との緊張顕在化
1902 日英同盟成立 日本外交の裏付け
1903 南樺太国正式併合 榎本は名目上の象徴、蝦夷国との対立深まる
1903 日蝦同盟成立 北方防衛・補給協力基盤整備
1903〜1904 北方緊張高まる 日露外交交渉決裂、開戦口実形成
1904年春 日露戦争開戦 蝦夷国は北方沿岸支援、日本と共同作戦へ
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ポイント
• 蝦夷国の北方防衛、旧幕臣の軍事参加、南樺太のロシア吸収が、開戦の直接的背景にな
る。
• 北方戦線(樺太・千島・沿岸)と満洲・朝鮮戦線が同時に火種となる構造。
• 北方戦線を蝦夷国が主導することで、史実とは異なる日露戦争の戦略的特徴を生み出せ
る。




