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新・私のエッセイ:1号館(No.1~100)

新・私のエッセイ~ 第87弾 ~ 独身貴族しげちゃんの真意

 ・・・わざわざ、エッセイで書くほどのことでもない。


 それに、以前にも似たようなことを書いた記憶がある。


 以下の文章は、独身貴族しげちゃまの、たあいのない「ひとりごと」である❤️


 ☆  ☆  ☆  ☆  ☆


 ・・・ぼくは、自分自身でも思うのであるが、


 『変わり者』、『かぶきもの』である。


 良く評価すれば、「個性的」「独創的」な人間。


 だけど、


 『世界一、女の子に優しいナイスガイ❤️』


 『宇宙一のロマンティスト、ヒューマニスト』


 でもあります♪


 同時に、『聖人君子』ではなくって、


 『俗物のすけべ和尚おしょう』でもあるぞよ(笑)。


 ☆  ☆  ☆  ☆  ☆


 ・・・そんなぼくが、道行くカップルを見るたびに、ふと感じることがある。


 それというのが、


 「なぜ、そんなことが可能なのか!?」


 という、素朴かつ純粋な疑問。


 「なぜ、彼らは、ああやってずーーーっと、いっしょに過ごしていられるんだろう??」


 のほうが、正確かもしれない。


 ぼくは、けっして女性に縁がなかったわけじゃない。


 むしろ、普通の男性よりも、交際する機会には恵まれていたほうだったと自己評価している。


 過去には、


 美絵子ちゃん、洋子ちゃんという、強烈な魅力とオーラを放つ、ふたりの女神様との熱い恋物語もあったけれど・・・


 彼女たちが不在のさびしい時期には、その他の素敵な女性との、


 「淡い恋」のようなものさえあった。


 告白され、交際をせがまれたことだって、一度や二度じゃあない。


 なのに、なぜ・・・?


 「うるせえな、さっきからごちゃごちゃと。だいたいね、女とそんなに付き合いたいんだったら、さっさとOKして、とっとと付き合えばよかったじゃないか。チャンスだって、めいっぱいあったのによ。それだから、オタクは・・・」


 ええ。


 おっしゃるとおりですよ。


 それは、ぼくもわかってるんです。


 そして、


 「なぜ、それがいままでできなかったのか?」


 に対する、適切かつ正確な解答および、自己分析結果もね。


 「人格と思考回路の問題。知識も話題も豊富な部類の人間だし、見た目もけっして悪くない。女の子にも、たしかに優しい究極のロマンティスト。でも、長時間の恋物語を、誰かといっしょに味わい、そして共有する能力も気力も体力もない男だから。」


 ☆  ☆  ☆  ☆  ☆


 ・・・ぼくがそれに気づいたのは、


 洋子ちゃんとの『30年戦争』、美絵子ちゃんとの『41年戦争』が終わった直後だった。


 いや、それ以前から・・・


 もっと前から、本当は気づいていたのさ。


 「どこの誰との恋の行方、結末をシミュレートしてみても、最後に待ち構えていたのは、『魔物』というおそろしい怪物。『破局』という名の、時の崩壊。いずれも時間の問題だったのさ。ぼくは自分で、痛いほど、それを感じ、そして自覚できていたんだよ・・・。」


 いろいろあったけれど、


 振りかえってみると、どれも素晴らしい恋だった。


 ・・・それだけはまちがいない。


 疑う余地もない。


 つらい恋もあったけれど・・・


 それでもぼくはいいたい。


 「恋って、素敵なものですよ❤️」


 ・・・ってね。


 ぼくの恋物語は、もうすべて終わったけれども、


 思い出の中に・・・


 ぼくの心の、記憶の中に、


 当時の愛しい彼女たちの天使のような笑顔が生きている。


 あの当時のまま・・・


 あのときのまま、何も変わることなく、


 いつまでも、変わることなく・・・ね。


 なつかしむだけで、心が癒され、おだやかな気持ちと表情になれる。


 だからぼくは・・・いま、最高に幸せなんだ♪


 ぼくにとっては、これこそが、


 『本当に幸せな恋の形』なんだ❤️


 m(_ _)m 


 追伸:


 「誰かを好きになる」


 って、本当に素晴らしいことだと、ぼくは思います。


 胸がキュンとなって、苦しくって切なくってね・・・。


 あれって・・・


 一度味わったら、きっと「やみつき」になりますヨ♪

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