青の槍兵のDifferent world 青豹恋譚
青豹と呼ばれた炎の槍兵。彼は火の精霊と人間との間に生まれた特別な存在だった。母の精霊は死ぬ間際に自分の子供のために自分の体を炎の槍に変え、死んでもなお息子を守るために託した。そんな彼は傭兵団に所属し、あちこちの戦場で武功を上げ、戦士でその名を知らない者はいないほどだった。だが、森の中で狩りをしていると、赤い髪の綺麗な姫に出会う。槍兵の腕を見込んだ姫は、大金を払い槍兵を雇うことになる。傭兵団を出た槍兵は姫とともに数々の戦いに身を投じることになる。