~仲間と平和~
いよいよ最終回です。短めですがね……ww
最後まで見てって下さい。
「ラスタール……ラスタール!!」
声が聞こえる。うるさいなぁ……。ゆっくり目を開けてみる。
「あぁ…ラスタール!! 気付いたか!!」
「……レヴィ……ル……?」
「もう驚かさないで下さい、全く……。ラスタール殿」
「キルス……。これでもう……終わりなのよね……?」
目だけで動かして周りを見ると、コントロール室は破壊済みらしい。幹部の亡骸も無くなっていた。だが、広がった赤はそのままだった。
「ああ、終わりだ。よく頑張ってくれた……ラスタール」
そう言ってレヴィルは微笑む。私はその笑みを訝し気に見て、一言。
「……何その笑み……気持ち悪い……」
「え……酷い……俺ってイケメンだろ?」
「そう言ってる時点でキモイから」
「お、お前!! 怪我してるからってただでおかねぇぞ!?」
レヴィルは怒鳴る。
「……馬鹿。怒鳴るなんて…子供にも程がある……」
私はふっと笑う。体中痛むのに…息も荒いのに…何故か穏やかな気持ちだった。
「……あれ、レヴィル殿……。泣いていらっしゃるのですか?」
「ば……馬鹿!! 違げぇよ!! これは汗だよ!!」
「……それにしては目が赤いですけど……?」
「ち、違うからな!! ほら行くぞ!! キルス!!」
レヴィルは顔を少し赤くして、慌てて帰ろうとする。
「了解しました、レヴィル殿!!」
キルスは少し笑みを浮かべる。
「おらお前も行くぞ!! ラスタール!!」
レヴィルは私に手を差し伸べる。
「……歩けないんですけど……」
「うぅ……ほら!! 早くこっち来い!!」
私はレヴィルに担がれ、この戦場を離れる。こうして平和は戻ってきた。そして、私はこれからもこの宇宙の平和を守る。そう、私は長年継がれてきた、守護者だから――――――……
―終―
ここまで読んで下さり、ありがとうございました!!
読みにくいものだったかもしれませんが……本当に読んでくれて感謝です!!
年内に仕上げれて良かったですw 絶対仕上がらないだろうと、もう諦めてました…w
いやぁ~良かったです。ありがとうございました。
いかがだったでしょうか? 楽しんでいただけたなら何よりですが…私が未熟というのもあり、読みにくい、または面白くないと感じた方もいるかもしれません…。
申し訳無く思います…。頑張って精進します…。改善出来るよう、頑張ります。
最後になりますが、この小説に関わった全ての方々に感謝しつつ、後書きとさせて頂きます。
ありがとうございました!!




