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もうすぐ闇が来る

「二人とも起きろーー」


コーヤの声はかなりうるさく誰でも一発で起きるはずだ。


「ふにゃ?今何時だ」


マイクが寝ぼけながら時計を見ると


大体八時ごろになっていた。


「散歩でもしに行こうか」


コーヤが何か探しモノをしている。


「コーヤなに探してんの」


あくびしながらジェイクが言う。


「コンタクトさがしてるんだ。朝ごはん食べたら手伝ってくれない?」


「わかった」


そう言うとジェイクは座布団にすわり、


置いてあるサンドウィッチにかじりつく。


しかしそのサンドウィッチの中身は


たまごのはずなのに妙に辛い


歯磨き粉の味がするようなしないような・・・・。


「コーヤこれ歯磨き粉が入ってるようなきが・・・」


「へ?あっ、歯磨き粉とマヨネーズを間違えたかも・・・」


マイクが歯を磨こうとしている


歯ブラシに歯磨き粉を乗せようとしたが


チューブから出てきたのは歯磨き粉ではなくマヨネーズだった。


「コーヤー私がマヨネーズだめなの知ってるだろう


せめてケチャップにしてくれ」


「そこかよ」


ジェイクは思わず突っ込んでしまった。


コーヤのコンタクト探しを終えた後


マイクは1人で散歩に行った。


メイナスシテイのメインストリートに来た


用があってきた訳ではないが。


ものすごい人の数だ。


その中をマイクは進むがものすごく窮屈だ。


そのなかに周りの人にわざと体当たりしながら進む


ニット帽の少女がいた・・・。


「あっごめんね。あっごめんね」


人がばたばたドミノのように倒れていくが


それをマイクは避けて進む。


「あいつ謝りながら体当たりしてやがる。


なかなかやるなあいつ」


マイクはその少女と眼が会ってしまった。


するとそいつはにニコッとして


こちらへ周りに体当たりしながら向かってくる。


そしてこちらに本気でタックルしてきた。


マイクはガードしたが、


かなり後ろに下がった。


「へえ〜〜あんた強いんだね〜〜。


これをとめたのは兄さんぐらいなんだよね〜」


「まぁ、フレーム乗りだからな」


『へえ〜そうじゃあ、ついて来てよね〜」


少女に手を引かれ路地裏みたいなところにきた。


少女はニット帽をはずした。髪が真紅の色をしていて


とても綺麗だった。


「なんでそこいら中の人に体当たりしていたんだ??」


少女は少し躊躇して


「人を試すためだよ〜。あんた以外はみーんな弱かったけど〜〜」


「なぜそんなことを?」


「だからいったでしょ〜〜人を試すためだよ〜〜」


今誰かの気配を感じたがすがたは見えない


マイクが周りを見渡していると


「あれ〜気づいたの〜〜ウフフ。


じゃあそろそろあたし帰ろ〜〜〜っと


またね今度は戦場でね。」


少女は闇に消えた・・・。


ショーン社長からの伝言が来ている。


『緊急のミッションがある、すぐ現場に向かってくれ」


『了解」


だが少女が最後に行った言葉が妙に引っかかるマイクであった・・・。


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