雪原のブラックサンタ2
ついに来てしまった。
メタボサンタ二号が・・・
と思ったが一機二機三機・・・・・全部で
十機ものサンタたちがぞろぞろ
やって来る。
「我輩たちの仲間を殺した罪は大きいぞ。
死を持って償え!!!!」
「えええええええええええ!!!!!!」
1機だけでもきつかったサンタが十機も並んでいる
こんなミッション受けなければ良かった
とマイクは後悔している。
仕方が無いので社長に連絡を取った。
「社長〜〜予備機出撃さしてもらえますか。
こっち、かなりきついです。」
「わかった、今そっちへ送る
30分ぐらいで到着するからそれまで耐えろ!」
「了解!」
そのうちに、サンタ達は陣形を作り
私たちを囲むように並んでいる。
そしてマイクたちが動こうとすると
サンタたちがぐるぐる回りながらマシンガンを撃ってくる。
「眼が回るし痛ー」
こちらも応戦するが当たっているかも分からないし
もし当たっていても全然効いてないようだが
かまわずうちつづける。
「しまった!ライフルが」
マルクのライフルに弾が当たって
吹き飛んだが予備に持ってきた
ハンドガンで撃つ。
するとようやく1機大破した
そしてマイクが一番気にしていたことが
現実になってしまいました。
「うわーーーーーーーーーーーーーーーー
弾切れかーーー最低ーもう」
マイクが怒ってサンタにマシンガンを投げつける
するとサンタに命中しサンタは沈黙した・・・・・・
「マシンガンって投げたほうが強いような気が・・・・・・・・・・・
するけどもったいないからやめた」
サンタらのマシンガンのお陰で
こちらの装甲はボロボロになっている。
「くそっ、予備機はまだなのか?」
「今来たわ」
「ん、だれだ。だがどっかで会ったような気が」
白い機体だ、ハンドガンを二丁構えている
軽量機のようだ。
そして白い機体が撃つハンドガンからは
弾丸ではなくネットのようなものが出てくる
それでサンタを捕らえネットに元からついていた起爆装置で
サンタを粉砕していた。
「罠??これもどっかで見たぞ。
それにしてもサンタを粉砕するなんて恐ろしい」
しかし最後の1機のネットをはずしてしまった。
それを後ろからスヴァローグが斬る
サンタ達は全滅した・・・・・・・・・・?
三機は溶接炉みたいな所の上を歩いている
そこにある鉄の型に鉄が流し込まれ
サンタがどんどん製造されていく・・・・
なんておぞましいところなんだ。
「これみたら妹なくだろうな〜、
あっ、自己紹介がまだね わたしはリン・トゥーセとりあえず宜しくね」
「マイク・スピーカーだ。こちらもとりあえず宜しく」
「あっ、マイクかお久しぶり。何年ぶりかな」
「えっ、会ったことあるか・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そういえば学校のクラスにいたっけ??」
マイクとリンは数年前同じ軍人育成学校に通っていたクラスメイトだった。
毎日マイクが教室に入ろうとすると黒板消しが落ちてきたり
なかには先生が落ちてきたり
リンが怒ったときにはギロチンの歯が落ちてきたり
もう毎日が大変だったらしい、マイクは良くここまで生きたな〜。
当時のリンはやんちゃだったようだが今ではすっかり
落ち着いている。
「ほんと懐かしいなー、同級生に会ったのも久しぶりだし」
「ほんと懐かしいわねー」
マルクがさびしそうにしている・・・・・。