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サークルという名の忌々しきシステムについて

今日から、これから自分という名のかなりくだらなく、そしてかなり笑えない人生という物語を、なんとか笑いにつなげれたらと思い語っていこうと思う。

なぜこのように文章に残したかったのか、それは今私は後悔しかしていなくて、このようになってしまったことを過去の私に向けて書いていこうと思ったからである。

だがしかし、時間は不可逆的であり結局読むのは未来の自分である。どれだけ願っても過去の自分に届ける術はない、一方通行の交換日記みたいなものだ。

こうもなんとも人生というのは最低なルールでできてあるものだ。

どこかに青い未来型ロボットが居てくれたのならどれだけ過去に遡って自分を蔑み奮い立たせて後悔のないように生きさせる道を教えてあげれるだろう。

前置きが長くなってしまったが、私が今どんな状況に置かれているのかを綴っていきたい。

そして、皆様お気づきであろう。私はけして頭が優れてなどいない。文章なんて長文なんて決して書いたこともない。ルールなどまったく知らない。

それでも、これでも頑張って自分という名のくだらない物語を寂しげに、虚しげに語らせていただきたい。



自分がまず何を間違えてきたのか、それを明白にしておきたい。

私は普通の人間らしく、普通に高校生を終えて、大学に進学し、そうして普通に何かの組織、集団である会社というものにスーツを着用し普通に仕事をしていけるものだと思っていた。

「ていた」と書いたのだ、現在の私がそんな普通にさえたどり着かなかったのは明白であろう。

考えが甘すぎた。非常に稚拙極まりない考えで大学4年の冬を迎えようとしている。

大学というものはサークルというシステムが99%を占めている、と考えていた。

当然私はサークルという集団に属することに努力した。幸いなことに趣味は多く、楽器も演奏できる、絵も描くのも好きである、アニメ漫画だってわかる、パソコンも自分で組み立てるほど好きである。

これだけ趣味が多いのだ、自分はどこのサークルに属したところでどんな色になってなれるはずだ。大丈夫。

地元の田舎町から遠路はるばる選んだ大学はもちろん立地が都会だという理由だけで選んだ東京の私立である。

方言だけでも話のネタになるものだ、と私は自分の切り札の多さに天狗になってしまっていた。

所属先に選んだシステムは軽音サークルである。所属するだけで友達が自動ででき、少しギターを演奏するだけでモテモテになるといわれている軽音サークルである。

私は所属してすぐにギターが上手いという値札をいただいた。もちろんそんなもの初心者に毛が生えた程度のレベルである。

友達らしき人ができた。連絡先を交換し遊ぶ約束もした。このころは完璧な道をたどれていたのではないであろうか。

そうして時間は流れていき、周りに人がいなくなったときに自分は失敗したのだと気づかされた。

理由は明白である。そもそもコミュニケーション能力は備わってなく、口を開けば嘘ばかりが飛び出して、たいしてお金持ちでもないために飲み会の出席率は4割程度、しだいにライブ参加費さえ支払うことができなくなってしまっていた。

結局のところ、サークルで主人公らしき存在になっていったのは口が達者なピエロか本当にギターが上手い人の二人であった。

周りはその二人についていき楽しそうにサークルというシステムを楽しんでいた、私は気が付かされた。「だめだ、あいつらのように流されて長いものに巻かれていくようになってはならないのだ」

そうして少しだけの輝きを放ったサークルシステムとは無縁になった。

いくつかの友達はサークル外でも私とよく付き合ってくれた。私はそれだけでもよきものは得ることができたと思っている。



こんな大学サークル生活だった、だから今自分が過去に言いたいことはたくさんあるが「とりあえずは嘘をつくな、自分ができないことは引き受けるな、友達だと自分が思っているならその人のことをちゃんと大切に考えろ。」と

いつまで続くかわからないが今日は大学サークルの闇と光を書いておくことにしよう。

気が向いたらまた更新していくと思う。これもいつまで続くかわからないが、それでもいいたいことはたくさん思いつく。

後悔だけで書いているような物語りである。むしろ後悔が多すぎていいたいこともまとまらないや。

こんな物語を書いていてタイトルをなんと名づけていこう。毎日一応サブタイトルはつけるようにしよう。そのほうが面白い。

全体でのタイトルは、それならこうしよう


「社会不適合者の解体新書」


とでも名づけておこう。せめてもの私があこがれている普通に生活をしているあなたたちに向けて、こういう人生だってもしかしたら、少し間違ってしまっていたらあなたも歩んでいたのかも。

とでも思わせれたらいいな。

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