汐莉の悩み
サブタイトルを決めるのって難しい~~とのことが私の目下のなやみです。あと文章力0なことですかね。
「はぁ!?魔物が視える、だぁ?」
今、ジュリアは留守にしている。
このあいだの一件で、汐莉に協力することになったおれは、具体的な内容を聞いていた。
「うん・・・、一日中はりつかれたりとか。いやね、べつにそのくらいならいいんだけどね~。困ることもあって。」
いいのかよ。と心の中でつぶやきながらきいていると、
「最近はくすぐられたり、転ばされたり、悪戯されるんだよね~。この前上から鉄柱ふってきたし。」
「そーかー。って!鉄柱!?まずいだろ、それは!困るレベルが違う!!」
完全に悪意のあるものだ。魔物は知能が低い。だれかが示唆したとしか思えない。
「で、ジュリアさん高位の魔女でしょ。助けてもらおうと思って。」
「まぁ、な。」
魔女か魔法使い・・・、魔物をあやつれるとなったらかなり高位のやつがかかわっている。
それこそ、ジュリアと同等の。
(ん?ジュリアと同等・・、ジュリア・・・。!!!)
「ちょっとまてっ!お前、なんで知ってる!?ジュリアは素性なんかいってないはずだぞ!!」
汐莉は、なんでもないことのように、
「え?だいたい魔力の量って見ればわかるよ?ノアちゃんはなんか・・・よくわかんないけど。」
といった。
「ノアちゃん言うな!ど素人にわかってたまるかぁーーーーーーーっ!!!」
ぜぇぜぇ、と息を整えてからおれは、落ち着いて言った。
「ゴホン。おまえの特殊体質のことは分かった。問題も理解した。と、ゆーわけだから帰れ。ジュリアにはおれから言っておく。」
「えー。」
「帰れ。」
「でもー。」
「ちなみに。・・・今日、ジュリア、機嫌悪いぞ。」
「ばいばーい!」
汐莉は、声だけはのんきに、脱兎のごとく逃げて行った。トラウマになっているようだ。
そこまで恐れられるか、ジュリア。
さすがというべきか、なんというか・・・。
「だが・・・。あいつがかかわっているのか?・・・・・・まさか、な・・・。」
おれは、1人の魔女を思いうかべた。悪い予感が、確かにおとずれたのを感じた。
その予感を気のせいだと言い聞かせて、部屋へ戻った。
猫にも、部屋はあるのだ。第一、一人の時やジュリアと2人のときは、基本的に人型になっている。
そして、ジュリアの帰りをひたすら待つのであった。
ちょっと内容がズタズタすぎますね~~、お気に入りは、
「ノアちゃん言うな!」です。(感想、ほしいです。)
次回、ジュリアでます。これから出番へります。
バンバン出したいんですけどね~~。がまんしてもらいます。