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Scene7 解放
午前6時10分。部屋の扉が開けられた。
「釈放する。外へ出ろ」
と、先程の将校が指図する。
「突然、どういう事なの?」
その志野原僚子の質問に、彼は答えず、
「拳銃や手錠、警棒は返せないがな」
と、言って、
僕から奪った警察手帳だけを返してきた。
「そのまま、包囲している部隊の所まで行け」
僕と彼女は国会議事堂の外に放り出されたが、
これで命拾いしたことになる。
「何だか、良くは分かりませんが助かりましたよ」
「たぶん保安庁と反乱軍の間で取引があったのね」
そんな会話をしながら、
僕たちは包囲する部隊に向かって歩いた。
そして包囲の輪に向かって、
「警察の関係者はいませんか?」
と、僕が尋ねると、
包囲の後方から、上司の警部補が出てくる。
「無事か、良かったケガはないか」
「すいません拳銃を奪われました」
「まあ仕方がないさ、この状況だ」




