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Scene13 巡邏
午後0時10分。僕はパトカーで、
C華街の近辺を巡邏した。
暴動で建物が燃やされていたが、
同乗者の志野原僚子が、
「ゴメンなさい。お手洗いに」
と、言ったので有料トイレの前で停車する。
「すぐに戻るから」
紺色のジャケットにスラックス姿の彼女は、
有料トイレ駆け込んだが、その直後、
バギイィン!
破壊音が聴こえ、続いて、
「きゃあぁーッ」
悲鳴が響いた。
僕は即座に女子トイレに踏み込む。そこには、
彼女にナイフを突きつける暴漢の姿があった。
「警官か、拳銃を寄こせ」
個室のドアは破壊され、
彼女はスラックスと下着を下げた状態で、
下半身が丸出しだ。だが、次の瞬間、
バァーン。
一発の銃声で、男の頭が吹き飛ぶ。撃ったのは、
「危なかったわね」
と、奥の個室から出てきた女性刑事の、
「夏平警部補じゃありませんか」




