「なんとなく」②
「なんとなく」②
ある日、ふとスーパーの隅を見たら、ミニクレーンゲームコーナーが新しく設置されていた。
全部で8台。
そのうちの何台かが、光って見えた。
なんとなく、取れる気がした。
光っている台に100円を入れた。
一発で取れた。
不思議に思い、他の光っている台にも、100円を入れた。
やってみた。
やはり、一発で取れた。
光っていない台でやってみた。
10回やっても取れなかった。
この「なんとなく」の感覚は、もともとはお金が落ちてそうな方向を教えるものだった。
けれど、なんとなく取れそうだな〜という感覚と、ゲームの台が光って見えることが関連性があると分かった。
分かってからは、試した。
光って見える台は、「なんとなく取れる。」と思えたし、実際取れた。
ものの30分で、ポケットはパンパン、両手で抱えきれないくらい、景品をとってしまう。
ある日、店員さんに、
「(転売などの)業者ですか?」
と聞かれた。
私は、目立たないよう、数ヶ月にわたって実験をしていた。
ひとつではなく、いくつかのゲーセンを回ってた。
でも、他のお客さんが取れない中、どんどん景品を取っていくのは、やっぱり目立ってしまっていたようだ。
元気な時、かつ時間がある時に集中的に試していたからこそ、目立ったのかもしれない。
頻繁に通い、少しずつ取っていたら、目立たなかったかもしれない。
思えば、「なんとなく」のこの勘の良さは、プラスのことや嬉しいことの予感だけではなかった。
マイナスの予感の時もあったのだ。それはまたいつか、書けたら書こう。
とりあえず、「なんとなく」がドンピシャ当たるという話でした。
クレーンゲーム以外にも生かせるのだろうか…?
自分にも分かりません…。




