第2話アフガニスタンへ
飛行機内...
みなさま、当機は間もなく離陸いたします。シートベルトはお締めでしょうか、今一度ご確認ください。お座席前のテーブルとお座席の背もたれは元の位置にお戻しください。また、電子機器のご使用はしばらくお控えください。
Ladies and gentlemen, we are taking off shortly. Please be sure your seat belt is securely fastened, your tray table is stored and your seat back is in the upright position. Please refrain from using disital divices for a while, thank you.
と機内放送が流れる。
席に座りアフガニスタンへ向かうまでの時間音楽を聞きながら深い眠りについた。
数十時間後
機内放送が流れる。
機体が着陸態勢に入り無事着陸することができた。
アフガニスタンに到着した。
空港のタクシー乗り場で待っていると後ろから誰かが近づいてきているのが分かった。
「うごくな。」
その声は聞き覚えのある女性の声だった。
バーンという声で振り向くといきなり女性が久しぶり~とハグをしてきた。
「話しなさいよ。アマンダ!」
「やだぁ~もう、怒っちゃって~彩香ったら。」
彼女の名はアマンダ・シエス。私が大学生になってからできた友達。
「それより例の浅岡洋一は?」
彼女に尋ねると彼女はこう答えた。
「いたわ。しかも反乱軍のリーダー。おまけに国家反逆者だから見つかり次第連行されたら処刑されるわね。で?どうする?彼の組織に乗り込んでみる?」
彩香はにこっりして「ええ、やるわよ」
と言った。
打ち合わせを済ませ予約していたホテルに向かい部屋の鍵を貰って部屋に入りベッドに寝転がった。
To be continued