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辺境のんびりスローライフ!?  作者: 職業:魔道士 Lv999
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二話 いつの間にか魔王出番終了

 地上から千メートルも離れた場所に魔王城が存在する。


 作りはまんま中世のお城のようで、中には高レベルモンスターがうじゃうじゃいる。そんな中、彼ら勇者パーティーの五人は戦っていた。



 くっそ! また今回も全滅まっしぐらかよ!


 五人中二人はすでに体力を失いパーティーから離脱。一人が必死になって蘇生魔法をかけているところだ。回転率も悪くなっている。二人だと防戦一方で、さっきから全然ダメージを与えれていない。


 ――もう、ダメだ。



「諦めないでください、フェルデナントカさん。まだ私たちは生きてます。――早く命令を」


 ユリアンの言葉で、やっとこさ我を取り戻す。



「すまない。俺としたことが頭が働いてなかった。――キュララ! 蘇生は時間がかかりすぎる。今はこっちの回復に努めてくれ!!」



「それは良いとして、大丈夫なの!? あの二人がいないとジリ貧だよ」



「二人の蘇生は羽をおってからだ。魔王は羽をかばうそぶりをみせた。もうすぐ、もうすぐ折れそうなんだと思う」



 もうすぐは必ず来るはずだ。そう信じて戦った。だが、小一時間が過ぎても結果が出ることは無かった。



「ほんと、大丈夫なの? あんたの作戦! もう結構時間が立っていると思うけど……」


 キュララの発言で俺自身の焦りが更に増す。


 十分すぎるほど攻撃を放ったはず。何が足りないんだ。



 あとひと押し……賭けの要素が高いが仕方ない。あの秘術を使おう。手ぶらで帰るよりましだ。



「もうこの時間から俺は使えない。二人とも、詠唱を唱えている間はコッチに攻撃されないようにカバーしてくれ」



「え!? それ大丈夫なの?」



「失敗しても俺は使えなくなるからリスクは高い。けど……今使わないともう無理だ」



「この前話していた件ですね。わかりました。お願いします」


 ユリアンの頼もしい一言にキュララも覚悟を決める。



「するしかないってんなら迷いなく使っていいから!!」 


 じゃ、決まりだ。



「――選ばれし勇者よ、いざ現われよ」


 不可解な記号が並ぶ円形が床に出現し、虹色の輝きを放つ。だが、数分経っても何も反応は起こらない。


 し、失敗かぁぁよぉぉぉ。



 と、嘆いた瞬間に変化は起こった。魔王が苦しそうにしている。何か、何かがおかしい。


 もしかして第二形態とかか?



「バァーーン」



 魔王が光の粒子になってはじけ飛んだ。中に立っている人がいる。


 ただただ俺らは目の前の出来事を凝視していた。

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