6PEACE
「キャァアァァァアアァァア!!!!」
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■コロ■コ■ス ■ ロ ■ ノ カ■ケ■ ラ■
横で五月蝿く真弓が叫んでいる。
そんな俺も体中に力を入れて叫んでいる。
今日は久しぶりに真弓と遊園地に来た。
「ハァ〜あのジェットコースターまた乗りたくなったわ!行こう!涼君!」
これで一体何回目なんだ?
もお乗りたくはない…誰がなんと言おうと。
「一人で行ってらっしゃい!」
「うわぁ〜彼女と乗らないなんて、最近私寂しいんだよ?」
「そんな作戦に上手く乗せられません!」
ブツブツと真弓は独り言を言いながら、何回目か分からないジョットコースターに乗りこんだ。
「って、っあ!!今日って土曜じゃん…年かな、俺…」
もしかして、チリちゃんずっとあそこで待ってないよな…
クイクイと服を後ろから引っ張られた。
「真弓わかってるよ」
ため息混じりに後ろを振り返ると、そこには真弓はいなかった。
「チリちゃん…?」
頭が上手く起動しない。
「っえ…なんで?」
チリちゃんは凄い形相でこちらを睨んでいた。
「ウソツキ!!」
驚きのあまり、何がなんだか分からなかった。
1つまばたきをすると、そこにはいつもの表情のチリちゃん。
っげ、幻覚だよな…?
「涼君も来てたんだね」
「あぁ…うん」
「じゃあね」
早々と帰ってくれたおかげでその場は収まった。
その後すぐに真弓が戻ってきた。
「もぉ十分!次行きましょ、次!」
そのまま真弓に振り回らせられながれその1日は終わった。
翌日早々と戻ってきた俺。
真弓はまだあっちの方に残るという。
「久しぶりに実家に電話かけるかな?」
俺には今父さんはいない。
とっくの昔に事故で死んでしまった。
だから、こっちの生活になってからは定期的に母さんに電話をかけることにしている。
母さんが一人ぼっちで寂しくないよう。
「おかけになった電話は現在――」
つながらない。
どうしたのかな?
携帯をポケットにしまい、日課となっていたチリちゃんに貰った赤い花に水をやることにした。
「あぁ〜あ、水が欲しかったんだな?ほら、今やるぞ」
花に話しかけながら水をやる。
水をやっていると、水のあげ方が悪かったのか、プランターの中の土に穴が開いた。
そこからなにやら白いものが見える。
気になったので、花を別のプランターに移し変え土をどけてみた。
しかし、そこには見てはいけないものがあった。
「っゆっゆ…指だ…」
その場に倒れこんだ。
倒れこんだというより腰が抜けた。
いや、見間違いかもしれない。
そう思い再び見てみる。
だが、やはりそこには指がある。
っな、何でこんな所に指が、倒れた拍子に、首にかけていた水が入った小瓶が割れた。
小瓶に入っていた水が服に勢いよくかかってしまった。
すると突然その部分だけ服が溶けていく。
「塩…酸?」
急いで服を脱ぎ捨てる。
幸い体にはかかっておらず、助かった。
でも何で…何でチリちゃんから貰ったものばかりからこんなことが…
クマのぬいぐるみも何かないか探ってみた。
そしたら思ったとおり、中に盗聴器が…
もしかして、全部が全部こういうものだったら…
あの時のハンバーグだってひき肉じゃなくて実際は…!!
その場で吐き出してしまった。
気づいたときには遅かった…
もお引き返せない…
気づいてしまったから…
あいつは来る…
どこまでも俺を追いかけて…




