稽古〜身につける〜
御代 大毅(17歳)男
付箋流薙刀術初段
学力はあまりない
藍木 佐江(68歳)女
付箋流薙刀術師範
2つ名超人ばあちゃん
大毅は木製の薙刀を手に取り佐江の方に歩き構える。
「今日は新しい型の掛ノ型一本目を教えます」と佐江は言った。
相手の咽喉に向けて突く。
相手はそれを後ろに下がりながら物打で払う。
払われたらその勢いで振り返しそのまま相手の脛を狙う。
相手はそれを後ろに下がりながら下段の構えで受ける。
受けられた薙刀を体の腰を使い自分の薙刀の柄で払う。
そのまま相手の懐に入り下がりながら胴を切る。
「最初にしてはいいんじゃない」
と佐江は型を終えると大毅に言い。
「じゃあ、実戦稽古に移ります」と、当たると痛いけど安全性が高い竹製の薙刀を持ってくる。
佐江と大毅は互いに中段に構える。
今日こそは絶対一本取ってやる意気込みでいった。
大毅が八相の構えから相手の側面を打ちに行く。
それを見た佐江は、側面を受けると目にも止まらぬ速さで脛を薙ぐ。
受けられなかった大毅は宙を飛んで倒れた。
「いってぇ」
「あら、やりすぎた?」
「やっぱ佐江さん強すぎだよ…」
そんなことを4時間近く行った。
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