理由〜逃亡のわけ〜
御代 大毅(17歳)男
付箋流薙刀術初段
学力はあまりない
浦部 沙耶華(17歳)女
正統派魔法集団から追われている。
取得魔法〜武器作成〜
大毅はフードをとった人の顔を見てとても驚いた。
「沙耶華…浦部 沙耶華…なのか?」
そう、同じクラスメイトの人だった。
「ごめん…大毅君…」
沙耶華は頭を下げている。
大毅は「なんなのこれ」と手に持っている薙刀を見せようとしたら
手に薙刀を持っていなかった。
あれと思い辺りを見回すと
「それ魔法で作ったものだよ」
と沙耶華は言った。
「魔法…」
現実の世界には魔法なんてないと思っていた大毅は、
騎士のことと薙刀がなくなることがあり現実の世界に
魔法というものがあることがわかった。
「まぁ魔法はあるとして…なんでさっきの騎士に殺されそうになってるの」
と大毅は核心に迫った。
沙耶華は「ここじゃ場所が悪いから…ついて来て」
といいどこかにむかって走っていった。
大毅もそれに続き走った。
そして行き着いたとこは浦部の家だった。
家の外見はどこの住宅街にもありそうな外見だった。
しかし、家の中に地下があった。地下の奥の奥に魔法陣が
浮かび上がっている。
「この地下室は魔法で隠されてるから正統派の奴らには、
見つからないから大丈夫」と沙耶華は言いソファーに座った。
「あ…大毅君も座って」と沙耶華は隣を開ける。
大毅は指示どうり座った。
「えっとどこから話そうか…」と沙耶華は言い
「自分はとある魔法使いの末裔で、この魔法使いは
外道の道を走って正統派に殺されたけど多くの場所で
子孫を残していた。その一人が私で今も正統派魔術集団に
追われている」と説明した。
大毅は「父や母は…」とこの家に入った時から疑問に思っていたことを言うと
「殺された…正統派の奴らに…」と沙耶華は顔を伏せながら小声で言った。
まずいことを聞いたな…と大毅は心の中で反省した。
でもなんで自分に助けを求めたのか…大毅はそう思い。
父と母の話しをそらすために
「なんで自分に助けを求めたの?」
と聞いた。
「私は生まれつき魔力が少なくてさっきのように武器を作り出すだけで精一杯なの…
だから学校で大毅君が薙刀やってると言うことを聞いて助けを求めたの」
と沙耶華は言った。
「それと…正統派の奴らは学校などでは襲ってこないけどああ言う人気のない道で隙をついて
襲ってくるの…」と沙耶華は付け足した。
「今までは父と母の魔術でうまく正統派には見つからなかったけど
父と母がいない今ここ以外は常に目をつけられている」とも言い
とにかく今殺されそうだから助けてと大毅に頼んだ。
大毅はクラスの女子から助けを求められ「大丈夫任しとけ」とかっこ悪い
とこを見せないようにした。
そしたら沙耶華は魔法陣が書かれた紙を渡して
これをいつも持っててといい、
「今日起きたことは秘密ね…」と沙耶華は言って
家に帰ってといわれて大毅は家に帰った。
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これからも頑張っていきたいです。