5話 近未来ってなんだろう
100PV超えた!!うれしい!! 文章も構成も、ものすごーく拙い作品ですが読んでくださりありがとうございます!!
十一日目
さて本日はガチャの日である。ゴブリンのことはまた今度ちゃんと考えよう!(後回し)
いつもの通り紫の結晶をガチャガチャの台座に置くとピカーと光きえてなくなり1回引けますレバーを回してくださいという表記が出た。わくわくしながら引くと赤色のカプセルが出てきた。とりあえずコモンではないことに安堵しつつ一緒に出てきた説明書を見た。
【レア 『魔力自動充填型探索ドローンM.C.Sホワイトバード』 コードスレイ社製魔力自動充填型探索ドローン、ホワイトバード種をもしており森林地帯への擬態性能も高い、戦闘能力はほとんどないが魔力を使用することで氷結系第一階位魔法アイスボムを使用可能 動力である魔力は自動で待機中から充填される。操作方法は持ち主登録後音声案内が開始される。】
本気で「は???????」という声が出た。文明進みすぎじゃない???これレアでいいの??てか魔力って何??コードスレイ社って何!?!?ホワイトバードって何!?!?氷結系第一階位魔法アイスボムってなんだよおおおおおおお!!
本当に意味が分からなかったが、満を持して本人登録(白くきれいな鳥を模したドローンの額部分に触るだけで終わった)し使ってみたのだが便利すぎて怖くなった。性能をすこしまとめると
①付属されていたゴーグルを頭につけることで視界の同期が可能
②操作はこっちに行きたいなとか頭の中で考えるだけで操作可能、
③氷結系第一階位魔法アイスボムとやらはドローンの内部魔力3%を使い使用可能、使うと氷の爆弾を射出し着弾と同時にあたりを少しだけ凍結させることが可能
④速度はめちゃくちゃ早いが高速で移動すると魔力消費が激しい
⑤操作可能範囲は現時点で不明なくらい広い
⑥ズーム機能もある。
⑦カメラ機能もあり写真を撮ってドローン本体から印刷することも可能
この性能である。これなんでレアなん???という性能をしている、というかこれ使っとけば危険を冒して森を探索する必要がなくなるぞ…しかし問題点もある操作がかなり難しいのだ考えるだけで操作できるのはすごいのだが思考すべてを反映するため意味不明な挙動をしてしまう時がある。あと上下左右がわからなくなる。
今日はこのドローンの操作の練習を頑張った。壊さないようにものすごく慎重に練習した。
十二日目
本日は午前中に例のドローンを使ってゴブリン村の偵察を行った。
その結果だがあそこは完全にゴブリンの村ともいえる規模になっていた。上空からみるだけでも軽く50匹はいるだろうと思えるほどのゴブリンがうろうろしていた。
俺が村に入った時に遭遇したゴブリンが一匹だけでなおかつ大声を出してほかのゴブリンを呼ばれなくて助かった。運がよかった。
そして次にドローンを使い探索を行って分かったことだが
①ドローンの使用時間は連続1時間ほど
②ゴブリンは狩を行い食料を得ているということ
③狩を行う際は俺の家の方向にはあまり近づかないということ
これらを踏まえたうえでこれからのことを考えていきたいのだが。最優先して行うことは川で漁をするための方法を考えること、そして次点でゴブリンの掃討である。
漁に関しては食糧事情的に絶対必須として、ゴブリン村の掃討はもし奴らの規模が膨れ上がり食料が不足し始めた場合、獲物を多く得るために家の方向に向かって範囲を広げてくる可能性があるからである。もしそうなった場合最悪だ。何故か今のところこちら側には来ていないようだがこれからのことを考えると警戒しておいて損はない、まぁこちら側に来ていないのは十中八九あの咆哮をしてた生き物を警戒してだと思うけど縄張りとかありそう。
さて午後に行ったことだが……何もしてない、引きこもってた。え?理由?家の掃除をしたかったからだよ。俺きれい好きだから(今のところ毎日風呂に入ってる)