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異変1

【前触れ】


 ある朝。

 通常なら、彩羽と碧空がオレの部屋をノックする時間だ。

 しかし、オレはそれどころではなかった。

 テレビのニュースに釘付けだったからだ。


 『臨時ニュースをお知らせします。昨年、大和国を襲った怪物騒動の中心と見られる扶桑山麓の爆心地に新たなドームが出現しました』


 テレビはかなり遠くから、そのドームを映し出していた。

 しかも、ドームの中にストーンサークルが見える。

 昨年と同様のストーンサークルだ。

 学校へ行くどころではなかった。


 オレは、ルキアビルのみんながくつろげるラウンジに向かった。

 そこでは、既にみんながテレビの前で立ちすくんでいた。


『おいおい、まず座って落ち着こうぜ』

『キラト、落ち着けるわけ無いでしょ』

『みなさん、とりあえずお茶をもってまいりました』


 瑠輝亜のその声で一同はようやく冷静さを取り戻し、ソファに座った。

 ラウンジには後見人やらその他全員、合わせて25名が集まった。



 衝撃的なニュースは大和国だけではなかった。

 世界7箇所でストーン・サークルが発見されたのだ。


 中津人民共和国  泰山

 ワシントン合衆国 ブラックヒルズ山

 クルス連邦共和国 ネブリ山

 欧州連合     モンテビアンコ山

 コーラン共和国  ダマーバン山

 ガンジア自由連邦 ガルマーラ山

 ラリベラ民主共和国マッケンジー山


 いずれも、神山として地元で崇められる山の麓にそれらは設置されていた。


 しかも、それらが発見される契機となったのが、

 遠目からもはっきりわかるドーム状の結界である。

 ストーンサークルはドーム状の結界で覆われているのだ。


 そばに寄れないからストーンサークルの細部はわからない。

 しかし、遠目で大和国のストーンサークルと酷似していた。


 つまり、中央にオリベスク状の塔。

 周囲8箇所に均等にモノリス。

 オリベスクの塔には、太極の真ん中の文様が遠目にも見て取れる。



 各国は警戒した。

 周囲を軍で囲い監視した。

 結界は強固で、少しぐらいの攻撃ではビクともしなかった。


 前回、効果のあったバンカーバスターをいくつかの国の軍が使用した。

 しかし、今回は結界を破れず、結界の外で爆破しただけであった。


『バンカーバスターでも駄目だなんて』

『学校どころじゃないな。すぐにゴブリン軍団が湧いてくるぞ』


『去年よりも強力な軍団の可能性もあるわ』

『そうだな。結界の強固さを見るに奴らが対策してきたってことだよな』


『とにかく、警戒を厳重に。夢露、式神銃のチェック頼む。ガジン、4箇所の拠点のチェック。何人か連れて行ってくれ。碧空と綾羽は物資チェック。輝星、通信関係と電気関係のチェック。瑠輝亜はルキアビルの防御をチェック。魔烏20はK市上空で警戒。180は周囲に飛ばして情報収集だ。他は新しい情報が出るまで待機』



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