第一章 魔剣使いとワルキューレ1
昔々6つの大陸の真ん中に美しいちっぽけな島がありその島の名は「ユグドラシル」、この世界「ミュートピア」には9つ国がありました。軍事国家「シン」、神々が住まう国「ヴァルハラ」、古代遺跡が眠る国「オリンポス」、小さな島国「日の国」宗教と商業の国「シャングリラ」メシア教会が拠点する世界最大の国家「エデン」4000年以上続く国「バビロニア」、未開のジャングルにある国「シボラ」そして極寒の国「スラヴ」、大陸の人々はユグドラシル島を聖域として誰も近くことはなかった、島には豊か森と一本の大樹がありその大樹の名前は「ユグドの樹」呼んだこれから話すのはユグドの樹から産まれた精霊と7人の英雄のお話です。
この話は世界の様々な神話などたくさん題材した話になります。因みに9つ国はそれぞれの神話から取っています。またユグドラシル島とユグドの樹は北欧神話に出てくる世界樹ユグドラシルから取りました。またミュートピアは我々の地球と同じ球形で太陽の周り自転しながら回っている。ユグドラシル島は赤道上に位地にありそれ取り囲む6つの大陸がある。気流、および海流の動きは島を中心に円を描きながら、その回転に合わせ天候と気候も変化していく。通常は、自転している惑星は反対の方向へ流れいるが普通だが、ユグドラシル島はユグドの樹の生命エネルギー(マナ)により、安定している。