4日目(午後) 職業決定!
ハンバーガーを食べ終わった俺はふと、思った。
「そういえば、シイナって何歳なの?」
ハンバーガーを頬張るシイナに俺は、聞いた。
シイナは口をモゴモゴさせながら答えた。
「・・・・・っちゃい。・・・・はっちゃい。」
俺は、2回目のはっちゃいで、何歳なのか解った。どうやら、シイナは8歳のようだ。見た通りといえば、見た通りだな。
それから、シイナはハンバーガーを口のなかに無理矢理詰め込み、そのまま飲み込んでしまった。その後、俺たちは店を後にした。
さぁ、まずは仕事探しなのだが、街の人々に聞くとスカヴェツテでの人気職業はどうやら、《狩人》ハンターらしい。聞き込みで話を聴いた結果、俺は人気職業狩人になることにした。
そこで、まずはスカヴェツテの役所へ向かった。そもそも、役所があるということを初めて知った俺だがまるで役所までの道を知っているかのように歩いていく。何だか自分でも違和感しかない。
役所に着きシイナをベンチで休ませて、受付で狩人の登録申請をした。どうやら、スカヴェツテの仕事は全て役所が管理しているらいし。だからスカヴェツテに、自営業をしている人はあまりいないのだ。
登録が完了するとシイナが俺のもとへ走ってきた。
「終わった?終わったなら、宿で遊ぼ!」
シイナは目を輝かせながら、俺に言ってきた。
俺は、シイナに答えた。
「そうだな。だいぶ疲れたし、今日は宿に帰ろうか。」
そして、新米狩人の俺はシイナと一緒に宿へ帰ってシイナが寝るまで遊びに付き合わされた。ベッドに少し横になるとすぐに寝てしまった。
「さぁ、明日は依頼くるといいな」
そう、寝る間際に呟きねるのだった
どうも、長ブーです。
頑張って書いてますので、是非読んでくださいね