1日目 レッツゴー!スカウェヅテ
ヤヨイは立て続けに語り続ける。
「もう一ついい忘れました。ここは、正確にはまだスカウェヅテではないのです。」
「えっ?」
俺は、またもや驚いてしまう。そして、すぐさま質問する。
「じゃあ、ここは?」
すぐに、ヤヨイは答えた。
「ここは、タケルさんのいた世界とスカウェヅテの間にある場所です。簡単には、スカウェヅテへのトンネルとお考えください。」
ヤヨイは続けて答える。
「ちなみに、私はスカウェヅテまでの案内人なのでスカウェヅテに私はいませんのでご了承ください。」
それから俺は、異世界に神はいるのか?とか、何か技とか使えるのか?などの自分が好きな質問をした。
ヤヨイへの質問攻めでわかったことは、スカウェヅテには神様という存在はなく、全て王が仕切っているということと、スカウェヅテでは中二病患者には、嬉しいアニメやゲームの技がそのまま使えてしまうらしい。
そんなことを話ている間に、いつの間にかスカウェヅテの転移門につながるゲートに入っていた。
「さぁ、タケルさん。どうぞ異世界ライフをお楽しみください!」
ヤヨイはそう言うと、俺をドアの奥へ押し出すのであった。
目を開けると、そこは広場だった。辺りを見回すがヤヨイの姿は確かになかった。
「さぁ、俺の異世界ライフの始まりだ!」
俺は、そう呟き一歩ずつ歩きだした。
どうも、長ブーです。
本日、2話を投稿しました。また、読んでくださった方ありがとうございます。
また、初めて読んでくださった方もありがとうございます。
これからも、精進致しますのでよろしくお願いいたします。