星の話
夏の空に浮かぶ星々
デネブ、アルタイル、ベガがなす三角形
生まれるよりずっと昔に放たれた光が目に入る
いつ生まれて、いつ死ぬのかわからない
もしかしたらもう新しい星が生まれてるかも知れないし、今見ている星はもう存在していないのかもしれない
人も同じようなものだと思う
生まれた日は知っていても、生まれた瞬間のことは覚えてないし、いつ死ぬのかもわからない
南に目を向ける
弓の名手ケイロンが今も空を駆けている
一方、女神ヘラに放たれたさそりはまだ傍若無人のオリオンを追いかけているのかもしれない
天を横断する天の川
あの彼方には何があるのだろうか
もしかしたら人のような生命がいるかも
もしかしたら何もないかも
空に一瞬線が走る
願い事ができなかった
もう少し神様は窓を開けてくれててもいいのに
止まっていた足を進める
見えない未来に向かって
綺麗だなあ
夜に空を見ていて思ったことを書いてみただけです。詩ともいえないような感じになってるかもです。
今夜も見上げてみようかな