辛い・苦い
冬になると、「辛い食べ物ブーム」が我が家に、いや全国的に到来する。私も辛い物が大好きで、ほとんど毎日と言っていいほど食べている。よく両親に「そんなに辛くして大丈夫?」と心配されたものだ。
そんな私の苦手なものは苦いものである。最近料理番組などで「苦みがあっておいしいですね」などという品評をよく聞くが、私はそれを聞くたびあきれてしまう。「苦い」という漢字は「くるしい」とも読む。つまり「苦い食べ物」は「おいしい」のではなく「くるしい」食べ物なのだ。そんな苦みに対し何も感じないどころか「快楽」までも感じてしまうとなると甚だ呆れてしまう。
そもそも「にがい」に「苦」という漢字をあてたのも、昔の人が苦い食べ物は苦しいのだと考えたからではないだろうか。
この危機管理能力の低下は震災の件にでも言えることが多い。大津波警報が出ても「津波は来ない」などと考えて、のんびり話をしながら津波に襲われたという話を聞く。私は被災者の全否定するわけではないが、すぐに津波が来るといわれているのにいくらなんでも危機管理能力がなさすぎではないだろうか。
ちなみに、「からい」は「つらい」とも読む。私も食生活を直さなくてはならない。
実は・・・・
この文章は500文字です。
推敲頑張りました!!