第7話 ぽんこつバディ!?お風呂で爆誕!?
不覚にも《《極悪まのん》》の願いを叶えることになるわ、
師匠に大目玉は喰らうし、
踏んだり蹴ったりじゃ...........
『くそぉー!まのんめぇ!!』
『なんか言ったかぁ、ぽんこつ?』
『いえ。。。』
それで、今お話ししているのは天使まのんだけどね。
このぽんこつ神様との出会いが最悪なのよ!
この日、悠斗が進学塾の講師バイトに出掛けた後、
私は、お風呂で変態どエロ痴漢に襲われたのだ!
「さあて、悠斗も居ないから、ここで脱いじゃえ♪」
私は、リビングで全部脱いでシャワーを浴びに行ったのだよん♪
「ふっふっふっふ~♪ 気持ちいい~♡
この後、ポテチ&コーラで西郷様を仰ぎながら、無限ゲームなのだ♡」
で、シャワーを浴びてたらね。
『ほう♡そなた意外と巨乳じゃのう♡』byキタのぽん
(しまった!声に出てしまった!)
「えぇ?誰?確かに、何か聞こえたよね?」
でも、お風呂には誰もいないし、もしかして悠斗が帰って来て
覗きやがったかぁ!?後でお仕置きだ!
『ほお、そなたはもう、わしの声が聞こえるのか?』
「えぇ?誰?どこ?」
わしが願いを叶る人間を申請⇨師匠が承認⇨
対象者にわての声が聞こえ、姿が見えるようになる♪
『ここじゃ、ここじゃ、そなたの肩の上。』
「えぇ?きゃぁー!変態!痴漢!ストーカー!
エロ……
あれ.......? ポ・テ・チ?!」
「ってか、なんだ、お前?ポテチか?
なんでポテチがしゃべってんのよ!?
成敗じゃ!!」
「あれ?つかめないよ?」
『あははは、お主が見ているのは、わしの3D映像じゃからな。
わしの姿は『お主が今一番好きなモノ・欲しいモノ』に見えるのじゃ。
そして、わしとお主は心で会話しているのじゃ。
だから、人前でわしに話し掛ける時は、心で話し掛けるのじゃ。』
『その前にあんたは誰なんだよ!』
(いきなり小さいポテチが肩に乗ってて怖くないんかぁ?)
『よくぞ聞いてくれた!わしは願叶え神:キタのぽんじゃ。
今日、わしが認める三回の善行を行ったお主の願いを
一つ叶えるためにやって来たのじゃ。』
『とか言いながら、疫病神じゃないのぁ~
キタのぽんって何なのよ。ふざけた名前!』
『知らんがな、師匠が勝手につけたんやから。
でな、よく聞け。わしはお主の願いを一つ叶えてやる。
三日後にその願いを聞きに来るから、決めておくのじゃぞ。』
『ほんまかいなぁ?何でもいいの?』
(ってか今日、私が何かいい事したっけ?
悠斗のポテチを食べて。
悠斗のゲームを勝手に上書きして。
ビビりの源蔵に怖い画像を送って。
あとは守乃ちゃんに怒られそうだから、言えない。。。
これって、もしかして神様にとっては善行なんだ!!
ラッキー♡♡♡ ←なぜ、そう思える!?
『あぁそうじゃ、悪事以外なら何でもいいぞ。』
『億万長者とかイケメン天国とか遊んで暮らせるとかでも?』
『そりゃ、ええけど………』
(ただ、わしは『願叶え神ランキング299位/300神中』だから
大それたことは無理じゃ。それに、こいつ本当に善人か?)
『やったぁ~!3日後だよね!あんた嘘じゃないよね?』
『もちろんじゃ』
『逃げんじゃないわよ!』
『大丈夫じゃ』(相手を間違えたかも)
『よっしゃぁ!!村への強制送還回避!タワマンニート生活確定♡』
『完全に間違えた(涙)』
「ただいま~あれ?まのんは風呂か?また、ここで服を脱ぎやがって!!
あれ?これ......まのんが前から欲しがってた西郷さんの銅像レプリカじゃん
500円なんだから、すぐ買えばよかったのに。」
そうなのだ!まのんが1万円で買った西郷さんの銅像レプリカは
上野駅のキヨスクで500円で売ってるでぇ~
天罰じゃ!!
『ざまぁみぃぃぃ!!』
『なんか言ったか?ぽんこつ?』
『いえ……何も申しておりません。』
明日、まのんに天罰が下るんじゃ!!ざまぁみぃ!!
あぁ~風呂で登場したこと、ツッコまれなくて.........よかった♡
当作品はフィクションです。