第47話 私は三澄君の勝利の女神よ!
ぽんちゃんに聞いたんだけど、
守乃ちゃんと厳ちゃん。。。
意外と意外と意外とあるかも……
なんか大学サークルの恋愛模様って感じ。
私は……
ほぼ24時間365日。
実の兄妹でもなく、親友でもなく、彼氏でもない
幼馴染の悠斗と当たり前のように、
幼い頃から一緒に過ごしてきたことで
私にとって、『男性=悠斗』
だからか、恋愛に興味がない訳じゃないけど、
思春期を迎えても、今も、
ふつ~に当たり前に、悠斗と一緒に時間を過ごしている。byまのん
『じゃあ?なんでタワマンニートの結婚相手に
三澄君を指名したんじゃ?』byキタのぽん
『大学に入って悠斗と共同生活を始めてからね。
悠斗は幼馴染だよね?それとも何?
って、思うようになった頃に三澄君が現れたの。』
『まのんと三澄君に接点なんてあったんか?』
『まあねぇ~そろそろ、ぽんちゃんには話してもいいかな。』
『なに?なに?(わく♪わく♪)』
『あんた、面白がってるでしょ!
言っとくけどねぇ!
私よりも三澄君が私を必要としているの!!』
『またまた、ご冗談を(うひっひっひ)』
(まのん、分かったから、見栄は止めようよ(笑)
では、神様パワーでまのんの過去の事実を見てみるか♪)
~の。前にまのんの主張だよぉ~♪~
悠斗は野球少年だったけど、中学、高校に野球部が無くて、
実績が無いから大学野球は諦めたんだよね。
それで、大学一年の頃は悠斗と一緒に神宮球場へ母校の応援に
よく行ったんだ。。。
今はオタ研とバイトが忙しくて、あまり行けてないけどね。
その時、活躍していたのが明法大1年生エースの三澄君なの。(同級生)
それでね♪聞いてよぉ~♪ぽんちゃん♡
超イケメン♪超ウルトラスーパールーキー♪悠斗を超える秀才♪
その三澄君と秋季リーグの試合の帰りにばったり会っちゃって、
なんと三澄君から私は告白されたの♡
「君は僕の勝利の女神です。また僕の応援に来てください♡
マウンドからいつも君を見ています♡」
ですってぇぇぇ~♡♡♡
ちゃう、ちゃう(笑)
え~ほうに解釈したら、あかんでぇ~まのん(笑)byキタのぽん
面食いの私もさすがに、きゅん♡きゅん♡来たわよぉ~♡
悠斗に異性を感じたことは無かったけど、
生まれて初めて男性にきゅん♡きゅん♡しちゃったわよ♡
それからね。本当にマウンドの三澄君といつも目が合うの♡byまのん
それ......ベンチのサインを見てるだけちゃうか!?byキタのぽん
~ここまでがまのんの主張だよん~
こっからが、神様のわしが過去を覗いて確認した事実だよん♪
秋季リーグの中盤戦の明法大学vs早稲畑大学での明法ベンチの会話なのだ。
「おい、スタンド見ろよ。また、あの女の子が来てるぞ。」
「ほんとだ、相変わらず大袋のポテチを美味しそうに食べながら、
コーラ(2ℓ)飲んでるぜ。」
「守備の時にさぁ、目に入ると笑っちまって集中できないんだよなぁ。」
「あの子さ、マンガの『この世にブスなんていない!!』の
夢ちゃんに似てないか?」
「似てる。似てる。(笑)ゆるキャラみたいで、ある意味、可愛いよな。」
「いっつもイケメン君と一緒だよな。彼氏か?」
「いやいや。無いでしょ。」
「でもさぁ、あの夢ちゃんが応援に来ると、三澄が調子いいよな。」
「確かに。全勝じゃねえか?ノーヒットノーランもやったよな。」
「投太の勝利の女神じゃん!」
「あぁ~そうかもしれないな。」by三澄投太
◎まのんが応援に来た時ぃ~(の三澄君)
ビューン!ストライク! 球速156km
ストライク!バッターアウト!
三者三振!!!
×まのんが居ないときぃ~
ぴゅ~うぅぅぅ ボール!ファーボール押し出し!
カキーン!満塁ホームラン!!!
打者一人も抑えられず、交代!
◎まのんが居るときぃ~
キレッキレやぞ!打てるかぁ!!
マジ無理。打てへん。消化試合や。
きゃー♡投太さまカッコいい~♡
×まのんが居ないときぃ~
バッティングピッチャーやん♪楽勝♪
キャー三澄君が可哀そう(>_<)代えてあげてぇ~
『神様として言う。絶対、偶然や!!』byキタのぽん
『ふん。嫉妬してんじゃないわよ!ぽん!
私は三澄君のリアル《《勝利の女神》》♡
やっぱり私が三澄君と結婚してあげるしかないわね♡』byまのん
一応、わしも神様や。
好青年&善人の三澄君を不幸にしたない(>_<)byキタのぽん
当作品はフィクションです。




