第37話 自爆神まのん
あぁ尻が痛ぇぇぇ。
唐辛子パウダーペーパーを仕込んだのは私だけど……
自爆して校門が痛ぇことを、オタ研のみんなに事細かく
ばらした悠斗を……
生かしておかずや(恨)!!!
『おいおい、それ逆恨みちゃうか!?』byキタのぽん
『うるせぇ、問答無用!!赤穂浪士は黙っといて!』
なにぃ?今、わしは仇討ちを果たした赤穂浪士に見えるのか……
そこまでの恨みとは。。。
*キタのぽんはまのんが今、欲しいモノや好きなモノに見えます。
まのん…ご武運を(祈)byキタのぽん
私も一応。。。羞恥心を持った女の子なんだよぉ(怒)
必ずや、この恨み。晴らしてくれる!!!byまのん
今日は悠斗が学習塾の講師バイトの日。
十分仕込みの時間はあるわよ!
①校門に追い打ちを掛けるハバネロ入り激辛パスタ
腹ペコで帰って来る悠斗に夜食として提供→
辛くても私が作ったということで必ず完食する→
翌朝♪校門ファイヤー♪
ばんざぁ~いぃ♪
②追い打ちのセンブリ茶(超苦い)
激辛パスタを食べた後、飲み物を欲しがる→
お茶と思って飲む→
苦ぇーーー!!と悶絶♡
③トドメのソルトペーパー
悠斗も校門ファイヤーは癒えていない♪
お腹の緩い悠斗はパスタと茶でお腹を壊しトイレへ→
ソルトペーパーで拭き拭き♪→
超悶絶ファイヤぁぁぁ!!!
もものん。うさのん。まのんは気分爽快♡♡♡
『お主も悪よのぉ!まのん屋』byキタのぽん
『まあ、まあ、そう言うお代官様も♪』byまのん屋
お!悠斗が帰ってきた♪
さぁ!わが恨み!晴らさせてもらうわよ!!byまのん
「ただいまぁ~」by悠斗
「お帰りぃ~♡悠斗、お腹空いてない?」byまのん
「めちゃくちゃ空いてる!」
「私さぁ、悠斗のためにパスタを作ったんだ♡」
「ほんとか!?珍しいじゃん!!なんか嬉しいな♡」
「温めるから、準備して待ってて♡」
『なんか新婚バカップルみたいやなぁ』byキタのぽん
『ふん!これは地獄へ招待の演技よ♪
ちなみに『バ』は余計だ!!(怒)』byまのん
(まのん…地獄耳やなぁ。。。)
「お!美味そうじゃん♪まのんの手料理が食べれるなんて
めっちゃ嬉しいんだけど♡」by悠斗
「そうだ!俺はまのんにお土産!!
まのんが好きなパフェとシュークリームと
ドーナッツとポテチとコーラとナゲットを買って来たんだよ♡」
『まのんの目がハート♡になっとる!!』byキタのぽん
「パフェ♡」 悠斗へのLoveポイント+250p
「シュークリーム♡」 +150p
「ドーナッツ♡」 +190p
「ポテチしかも九州醤油♡」 +2000p
「ダイエットコーラ!♡」 +1500p
「ナゲット♡♡♡」 MAX LOVE到達!!
きゅん♡きゅん♡ゆ・う・と♡ byまのん
しまったぁぁぁ!
激辛パスタを食わしたら、パフェ達が逃げてゆく!!
なんとしても、阻止せねば!!byデビルまのん
「悠斗!ごめん!!このパスタ失敗作だから、
私が食べるね。悠斗にはまた今度つくるから!!」
「別に失敗作でもいいよ♪まのんの手料理なら俺は平気だよ♡」
「これだけはダメ!また今度ね!!」
『まのん……ハバネロパスタを一気に食べよった。。。』byキタのぽん
「げっほ!げっほ!お茶くれぇぇぇ」byまのん
「慌てて食べるからだよ。お茶だな!ちょっと待ってろ!」by悠斗
「まのん、ほらお茶だ!」by悠斗
「悠斗、ありがとう!」byまのん
『おい!まのん!!そのお茶は......』byキタのぽん
「ぶはぁーーー!」byまのん
きったねぇぇぇ!吐き出しやがった!byキタのぽん
「辛いぃぃぃ(痛)!苦いぃぃぃ(苦)!」byまのん
「えぇ?まのん大丈夫か!?」by悠斗
「水……水ください……」byまのん
「ほれ、まのん。水だぞ!」by悠斗
「ありがとう.........」byまのん
『まだ悶絶してる(笑)』byキタのぽん
「落ち着いたかぁ?慌てて食べるからだよ。」by悠斗
「ごめんね。それよりさぁ、口直しにパフェ食べたい♡」byまのん
『おい!ぽんちゃん!!食っていいよな。』byまのん
『分かった、分かった!淑女化計画を止めてやるから、
甘いものを食べて落ち着きんしゃい。』byキタのぽん
「パフェ、おいひい♡」
「シュークリーム、おいひい♡」
「ドーナッツ、おいひい♡」
「やっぱりポテチは九州醤油♡」
「ダイエットコーラは0カロリー♡」
「余は満足じゃ♡悠斗君、ありがとう♡」
「まのん、そんなに食べたらさすがにお腹を壊すぞ。
大丈夫か?」by悠斗
「大丈夫♡大丈夫♡」byまのん
「そうだ!ねえ、悠斗。オタ研の合宿って、もうすぐじゃん♪
私だけに行先を教えてよ。」
「だめぇ~」
「いいじゃん!部長は私なんだから、ヒントだけでも教えてよ。」
「じゃあ、ちょっとだけだぞ。まだ確定はしていないけど、
今のところ、いせかいのあたりと思ってる。」
「異世界!いいじゃん!!私も異世界もの好きだから、
めっちゃ楽しみじゃん!!」
「まのん、他のメンバーには絶対に言うなよ!
まのんは口が軽いかならな……」
「だ・い・じょ・う・ぶ!淑女になったわたくしは
口が堅いのよ!」
「さぁ食ったし、寝ようぉ♡」byまのん
嫌な予感しかしないのは、わしだけかな?byキタのぽん
それは、深夜2時なのだ。
タワマンに女性の悲鳴が響き渡ったのじゃ。。。
「超絶&悶絶ファイヤぁぁぁ!!」byまのん
やっぱり、ソルトペーパーを忘れてるし。。。byキタのぽん
そして、翌朝。
「超絶&悶絶ファイヤぁぁぁ!!」by悠斗
やっぱり、まのんと悠斗君。結婚しなさい!byキタのぽん
「なんでだよ!」まのん&悠斗
「面白いからだよ♪」
当作品はフィクションです。




