第34話 まのん。天罰下る!ばんざぁ~い!!
あぁ~お尻が痛いぃ。。。
悠斗に仕掛けた唐辛子パウダーペーパーのことを忘れて、
私もそれで拭いてしまった……(痛・自爆)
悠斗も私もお尻のある部分が痛くて、
通学途中、内股で変な歩き方をしてるのよ。。。
『ざまみぃ~デビルまのん!これに懲りたら、
イタズラを止めるんじゃな♪』byキタのぽん
『あぁ、ぽんちゃんが氷嚢に見える……
あそこを冷やしたい。。。』
氷嚢:氷や冷たい水を中に入れて、患部を冷やす袋状の器具。
『何!?今、わしは氷嚢に見えるのか!?
やめろ!わしで校門を冷やすなよ!絶対、やめろ!!』
『分かってるよ。だって、ぽんちゃんは3D画像だから、
触れないじゃん。。。』
『そっか、助かった♡』
おっと!駅に向かう途中で久々の友唯ちゃん9歳の登場やで~♪
大好きなアニメ『きゅんきゅん乙女』を通したまのんの友人なのだ♪
「あれ?まのんちゃん、悠ちゃん♪久しぶり♡」
「あ、友唯ちゃん!久しぶり、学校?」
「うん♪まのんちゃんも学校?」
「そうだよ~」
「まのんちゃんと悠ちゃん、二人とも歩き方が変だよ♪
どうかしたの?」
(まのんのイタズラの唐辛子パウダーペーパーで
お尻を拭いたなんて……言えねぇー!!)by悠斗
(自分が仕掛けた唐辛子パウダーペーパーで自爆したなんて……
言えねぇー!)byまのん
「あぁ~これ?今ね、私たちダイエットをしてるんだけどね。
こうして歩くと脂肪が燃焼されるの。おススメよ♪」byまのん
(おい!まのん。そんな嘘を子供に教えて大丈夫か?)by悠斗
(大人が唐辛子ペーパーでお尻を拭いて、痛いなんて言えるか?)byまのん
(だな。)by悠斗
(やっぱり……この二人、お似合いやん♡)byキタのぽん
「やっぱり、二人はお似合いのカップルだね♪
じゃあ、まのんちゃん、悠ちゃん。先行くね♪
また遊ぼうね♪」
さすがの痛さで『お似合いのカップル』はスルーか!? byキタのぽん
「はぁ……まのん!さすがに唐辛子ペーパーはないぞ(怒)」
「だね。。。身をていして分かった(涙)」
(だが今、まのんと俺は痛さを共有しているのか!?
二人だけの秘密もいいもんだな♡)by悠斗
やっぱり、悠斗君もぽんこつかぁ!?byキタのぽん
「これ……座ったら、激痛じゃねえか?」
「ぽいね(涙)」
空いている電車で座れず、激痛に耐えながら授業を受けて。
でも、眠くならなかった授業は初めてかも!?
ただ、講義内容は頭に入らず。悪しからず。byまのん
「悠斗、学食行く前にトイレ行ってくるね。」
「あいよ~ここで待ってるよ。」
そろそろ、悲鳴が聞こえるよん♡byキタのぽん
「痛ぇーーーーーーーーーー!(激痛)」
トイレの度に激痛が走るの(涙)
『同情なし!まさに自業自得じゃい!!
反省しなさい!デビルまのん!!』byキタのぽん
『ふん!ぽん。覚えてなさい!!』byまのん
「はあ、昼食は中和剤として、甘めの親子丼大盛にしよう。」
(そうは、いかんぜよ!!(笑))byキタのぽん
「すみませ~ん!今日は石焼ビビンバで、
コチュジャンとキムチを増し増しでお願いいたしますわ。」
『ゴラぁ!ぽん!私で遊ぶな!!
今、辛い物を食べたら、トドメになるやんけ!(怒)』
『なんのことぉ~唐辛子のカプサイシンは脂肪燃焼にいいもんねぇ~♡』
そうなのだ♪『まのん淑女化計画』でまのんの言動を
コントロールしているのは、このキタのぽん様♪
ダイエットするには、カプサイシンはいいよぉ~(笑)
『てめぇー!(怒)』
「あら、まのんちゃんじゃない。まのんちゃんだから
特盛コチュジャン&キムチをサービスしとくわね♪」by学食のおばちゃん
(やめて!おばちゃん!!今、そんなの食べたら......
トイレに行けなくなる!!)byまのん
そうなのだ!いつも笑顔で大盛、特盛を頼んでは、
美味しそうに完食するまのんは学食のおじちゃん、おばちゃんの間で、
ちょっとした人気者で顔と名前が知れ渡り、
まのんが大盛と言わなくても、自動的にサービスで大盛、
特盛が出て来るのだ!!
「……。おばちゃん……ありがとう(涙)」
(終わった(涙))
「まのんちゃんは優しいねぇ~涙を流して喜んでくれるなんて♪
じゃぁ、コチュジャンとキムチをもっとおまけするね♪
他の人には内緒よ♡あと、ピリ辛きゅうりもあげるね♡」
「ありがとう……おばちゃん。優しいね(鬼!)」
(トイレ......我慢するしかない)
尼砥家 家訓!
『出されたものは完食すべし!!』
こうして、地獄の日々を過ごすまのんであった。
自業自得!!
「あ!まのんちゃん。ちょっと待って!!これもあげる♪」
何をもらった!?
当作品はフィクションです。




