第31話 まのん。No1陥落!!
くしゅん。くしゅん。
ダイエットが進まないことを彩夏ちゃんに怒られたの。。。
それに、悠斗の野郎ぉー!香純ちゃんにデレデレしやがって!!
でも、この後は『昭和レトロのモンペ食堂』
モンペキャバクラでバイトだから、お爺ちゃん達に慰めてもらお~♪
さて、この扉を開けたら、お爺ちゃん達の歓声が上がるわよ!
がらがらがらがら
だが……予想は裏切られ……
扉を開けると、お爺ちゃん達は一ヶ所で輪になって集まり、
盛り上がってるのだ。
ひろ爺一人だけがまのんに気が付いて、
「おう!まのんちゃん久しぶり!」っと言ってくれたのじゃが、
反応はそれだけ……
『あれ?私はNO1のまのんよ!みんなどうしたの!!』
『なんか、いつもと雰囲気が違うで!?』byキタのぽん
『あ、ほんとだ!今日のぽんちゃん1万円に見える!』
『いや、わしの雰囲気じゃなくて……
それって、まのんが今1万円が欲しいってことやで!?』
*ぽんちゃんの姿は、その時点でまのんが欲しいモノ、
好きなモノに見えます。
『だって、金欠だもん!だから、仕方なくバイトに来たんじゃん!!』
すると、お爺ちゃんの輪の中から、一人のお婆ちゃんが出てきて、
まのんに話し掛けたのじゃ。
「あらぁ~初めましてぇ~あなたが、
ナンバー2、売上序列二番のまのんちゃん?
お可愛いこと♪
私はナンバー1、売上序列一番のカネよ。
よろしくね。」
「はぁ!?(怒)」byまのん
(なんだぁ!こいつ!!)
そして、No3のトミさんがまのんに話し掛けてきたんじゃ。。。
「まのんちゃん!大変なことになってるわよ!
まのんちゃんが居ない間に、あの子、入店したんだけど、
1週間でNO1になって、威張り散らしてるの!」
「そうなんですか!?」
「19歳のまのんちゃんには負けるけど、
私だってあんな子に負けるはずが無いのに!!
まのんちゃん仇をとって!!」by81歳のトミさん
「あの~カネさんって、どういう人ですか?」
「まあ、私に比べたら下の下なんだけどね。
年は69歳で。(トミさんより13歳も若いんですけどぉ!)
若い頃に、ミス穴守稲荷で。(局地的!まあ、やるやん。)
その後、レースクイーンで。(なかなか、やるやん。。。)
銀座のホステスでNO1だったらしく(それ凄いぞ!)
保険セールスで全国1位だったらしく(それも凄い!)
年金は月19万らしいよ。(それは知らん。)
まあ、私の足元にも及ばないわ♪(自信!きらりん☆彡)
なのに、なんであの子が1番なのよ!!(怒)」
by81歳のトミさん
(トミさん……もう、いいんだ。やめよう。
全部、負けてるやん……ってか惨敗。)byまのん
(年金は知らんけど。)
「おぉ~い!まのんちゃん♪早く三つ編みにして、モンペ履いて
仕事を始めろや~」
「あいよ~喜兵柄じい。まかしといてぇ~」
「あ!そうだ。まのんちゃん。NO1陥落したから、
今回から時給は2000円ね♪」3000→2000円♪
「えぇ!?えぇぇぇ!!三分の二!?」
その時、お爺ちゃんに囲まれたカネさんがニヤリとしたのじゃ!
「くそぉ!見とけ!!おカネ婆!!!」byまのん
さぁ!変身するわよ!!お爺ちゃん達、待っていなさい!!!
三つ編みにして、モンペを履いて!
変身!!
『レトロモンペまのん!!!』
(ジャンプして)トオゥ!!!
『よっしゃ!わしが登場曲入れたる!!』byキタのぽん
“ぽん、ぽこ、ぽこぽこ、ぽんぽん!
“ぽん、ぽこ、ぽこぽこ、ぽんぽん!
“ぽんぽん、ぽん、ぽ、ぽ、ぽ、ぽ、ぽん、ぽこぽこ、ぽんぽんぽ~ん!
『ゴラァ!それ笑点やないかぁーいぃ!!』byまのん
『バレた?しゃあない。真面目にやるか♪』byキタのぽん
“デデデン、デデデン、デ、デ、デ、デ、デデデン”
『ゴジラやんけぇー!』byまのん
『もう1回だけ!』byキタのぽん
“ちゃ、ちゃ、ちゃ、ちゃか、ちゃか、ちゃん!ちゃん!”
『てめぇ!遊んでるやろ!新喜劇やんけ!!』
『もう、ええわ』
『それ、わしのセリフや!!』
*各セリフの発言者はご想像ください。
「ゴラァ!まのんちゃん!早く働きやぁ!」by喜兵柄
「はぁ~いぃ」
さぁ、No1を掛けた!
まのんvsおカネさんの戦がは~じぃま~るよぉ~♪
当作品はフィクションです。




