第22話 覚醒!スーパーデビルまのん!!
さあ、爽やかな朝じゃぁ......
あれ?なんじゃ、これ!!
おいぃ!待て!!まのん巨大化してんで!!
やってもた……師匠にバレたら怒られるぅ!!
計画はどないなってんねん!!
「うっぷぅ、食い過ぎだぁ。。。ぐるじぃ。おえぇ」byまのん
昨日、まのんの脅しに屈して、一晩だけ『淑女化計画』を中断して、
ポテチ&コーラを許可したんじゃが……
想像を超えてきたぁ!!
「まのん……冷蔵庫が空っぽなんだが……
そなたか!?正直に申せ!!」by悠斗
あれ?悠斗君。また、なんかのキャラに成り切ってる?
……まだ、きゅん乙女:七兵衛のお面を被ってる。。。
「七兵衛様……」byまのん
七兵衛シリーズが続いとったんかぁーい!
「さぁ、申せ!」by悠斗
(まのんは、このぽっちゃり感が可愛い♡)
「申し訳ございません。我慢しきれず、食べてしまいました。」
「よくぞ正直に申した!褒めてとらす!」
褒めるんかぁーいぃ!!悠斗もやっぱり、ぽんこつや。。。
「ありがとうございます。七兵衛様♡」byまのん
「よし、では朝食は拙者が作って進ぜよう。」by悠斗
(好きな物を、幸せそうに食べてる時のまのんも可愛い♡)
いかん!このぽんこつ悠斗、朝から唐揚げ出すでぇ!!
まのんコントロール開始!まのん淑女化計画再始動!!
「では、七兵衛様。わたくしはサラダとスームージが所望です。
よろしゅうございますか。」byまのん
『ぽんちゃん。分かってるやん……
さすがに食べ過ぎて、もうムリ。。。』byまのん
『えぇ!?想像してた反応と違うでぇ?まのん!!』byキタのぽん
『あれ?ぽんちゃん、今日は正露角なんだ。』
『まのんが今欲しいものに、わしは見えるからな。。。
今、正露角が欲しいんだ!?』
「てっか、冷蔵庫の物をまのんが全部食ったから、何もねぇよぉ!」by悠斗
さすがの悠斗君も怒ってるでぇ!
「では、わたくしはとりあえず、今朝は烏龍茶だけで結構ですわ。」byまのん
『えぇ!!まのん発言とは思えん!!』byキタのぽん
「じゃあ、このカップ麺は俺がもらうな♪」by悠斗
「よろしくてよ♪」
(はいはい、食べなよ……今は、食い物を見たくねぇ!)
『ねえ、ぽんちゃん。。。また化粧とか身だしなみを整えて、
服もコーディネイトするの?』
『せやでぇ~♪』
『めんどくせぇー』
『それで、少しはべっぴんさんになってんの?』
『せやな、“ダメダメまのん”が“ダメまのん”くらいにはなっとるかな。』
『今日は、ウォーキングを免除してるんやから、感謝するんじゃよ♪』
『でもさ、ぽんちゃん。人間の年に直すと、18で私の年下でしょ?
敬語を使いなさいよ!!』
『うっせ!わしは地球の年単位では、162年も生きてる神様じゃ!!
少しは敬いなさい!!』
『……。もしかして、神様昇格に162年も掛かったってこと!?
ぷっぅ(笑)』
おのれぇ!まのん!!一番気にしてることを茶化しやがってぇ(怒)!!
『うっひっひっひ♡ぽんちゃん、頭からマグマが噴火してるよ(笑)』
「まのん、そろそろ学校へ行くぞぉ~」by悠斗
「そうですわね。参りますわ。」byまのん
『はぁ~このしゃべり方、堅っくるじぃ!!ぽんちゃん、何とかしてよ!』
『あのな!分かってるとは思うが、
まのんが結婚相手に指定した三澄 投太君はな、野球でもビジネスでも
どの分野に進んでも超がつくエリートなんじゃ。
今のままで隣に立てると思うか?』
『無理ゲー。(意気消沈)』
『だろう♪そりゃ~無理だぁ~まのんじゃ、無理だぁ~
怠け者で ⇨まのん怒りポイント+100p!
成績は悪いし ⇨+80p!
ケチだし ⇨+120p!
色気は無いし ⇨+150p
意地悪だし ⇨+110P
すぼらだし ⇨+90P
わしでも嫌じゃ ⇨+100000000000p』
おっと!まのんの怒りメーターが限界突破したぁ!!
『おのれぇ!ぽんーーー!
ぬぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!』
なんだぁ!?まのんの髪の毛が黄金になって逆立って!
顔が精悍になって、凄まじい闘気が出てるぞ!!
まのんの戦闘力が『1287542』……
『こっ…これは……スーパーデビルまのん!』
『ゴラァ!ぽんこつ!覚悟はいいだろうなぁ!?』
『落ち着け!落ち着くんじゃ!まのん!!』
『問答無用!!こっちから行くぞ!!』
『でも、まのんちゃんは巨乳で面白いから好き♡』byキタのぽん
スーパーデビルまのんの動きが止まったぁ!!
『あら、そお♡』byまのん
(助かったぁぁぁ(涙))
じゃがなぁ、まのんよ。
大学で、そなたの天敵どもが待ってるぞ!!
当作品はフィクションです。




