第17話 まのん淑女化計画 始動!
夢の実現に向けた『まのん淑女化計画』の為に……
私の体がぽんちゃんに支配された地獄の日々が始まるの(涙)
「まのん、おはよう。珍しく早起きじゃん。」by悠斗
「悠斗くん。私はね。生まれ変わりましたの。淑女としてね。」
(悠斗!これ私の本音じゃないから!
ぽんちゃんに勝手に言わされてるの!!)
『ぽん!何で私がこんな早起きをしなきゃいけないのよ!!』
『ってか、もう8時ですけど。。。』
『だからさぁ、もっと寝かせてよ!!』
『だめぇ~これからウィーキングに行くぞ!早く着替えなさい!!』
言っておくが、わしとまのんは心で会話するでぇ~♪
『なんで、私が着替えて洗顔してんのよ!
朝はまずコーラ&ゲームでしょ!!』
『言っただろ、ミッションクリアに向けて、
まのんの体は意思とは関係なく勝手に動くのじゃ
さぁ!ウォーキング30分からじゃ!!』
『やだよぉ~(涙)』
「あれ?まのん、どこへ行くんだ?」by悠斗
「ウォーキングですわ」(行きたくねぇー!)
「まのんが運動!?やめろ!天変地異が起きる!!」
「心配はご無用でございます。
わたくしはもうダメダメまのんではございません。
スーパーまのんとして生まれ変わりましたの。
これからのわたくしをご覧あそばせ。」
『だから、ウォーキングなんて行きたくないって、言ってるだろ!
なんとかしてよぉ~ぽんちゃん!!』
『諦めが悪いぞ!!まのん!』
そんでさぁ、たった10分位しか歩いとらんのに。。。
『あぁ~疲れだぁ~ゴーラぐれぇ!腹空いた!松牛に寄らせろ!!』
『だぁ~めぇ♪まだ10分しか歩いとらんぞ!!』
『ちょっと、ぽんちゃん!あんた年下なんだから、
松牛でテイクアウトして来てよ!』
『買って来たところで、まのんは食べれないよぉ~♪
体が拒否するだよ♡ミッションクリアまで諦めなさい♪』
『死ぬぅ!まさか、これから毎日ウォーキングするってこと!?』
『そうじゃよ♪うふぅ♡』
『鬼ぃ!』
それでね。瀕死の状態でウォーキングから帰って、
朝食は不健康にも(まのんにとって)、
シリアルとヨーグルトとサラダなのよ!!
「OH!まのんが……健康的な朝食をとっている……
逆に不健康だから、やめた方がいいんじゃねぇか!?」by悠斗
「あのな。私だって人間だっつーの!健康維持の条件は同じだ!!」
『ねえ、ぽんちゃん。ポテチは?』⇨『だめ!!』
まのんの健康指数が +200pint
『唐揚げは?』⇨『だめ!!』 +500point
『コーラは?』⇨『だめ!!』 +150point
『サラダにマヨは?』⇨『だめ!!』 +100point
『まのんの健康指数が健康優良児に達したぁ~!!』byぽんちゃん
『だから!私は人間じゃい!!』
『こんなんじゃ、昼まで持たないよぉ。。。』
『慣れじゃ、慣れ♡』
『ぽんちゃん、私で遊んでるでしょ!?』
『そんなことはないぞ!失礼な!!ミッションクリアの為に、
わしは心を鬼にして最善を尽くしておるのじゃ。』
『あのね。ポテチの顔がにやけていますけど(怒)!!』
『ほぉ~今日のわしは、まのんが一番好きなポテチに見えとるのか♪
可哀そうになぁ~まのんちゃん♪』
『おめぇ~いつか復讐してやるわ!!』
わしの姿は『まのんが今一番好きなモノ・欲しいモノ』に見えるのじゃ
そう、今は『ポテチ』なのじゃ♪
「まのん、学校行くぞぉ~!準備できてるかぁ?」
「当然です。参りましょう。」
『じゃねぇーよ!ぽん!』
さぁ!大学ではどーなる!?
当作品はフィクションです。




