第15話 わたしの願いをしかと聞き届けなさい♪
またまたお風呂で姿を現したぽんこつ神様なのよ。。。。
『さあ、私の願叶え神様ぁ♪
今から私の願いを申し伝えるわよ。しかと聞き届けなさい。』
『なんか腹立つ言い方やのぉ。くそぉ!聞かざるえんのがぐやじい!!』
『おだまり!!よく聞くのじゃ!!ぽんこつ!!』
『あのね。まのん。わしはお年寄りちゃうで!』
『またまたぁ~若い振りはいかんぜよ。』
『アホか!?わしは人間の年になおしたら18歳やで!!』
『えぇ!?年下なのぉ!?じゃ、あんぱんと牛乳を買ってきて!』
『あー言えば、こー言いやがって!!なんだよぉ!!
はよ願いを言え!まのん!!』
『ほぉ~そんなことを言っていいのかなぁ~エロちゃん♡
あんた姿が見えないからって、守乃ちゃんにストーカーしてるでしょ♪
エロちゃんの師匠にチクっちゃおぉ~かなぁ~♪』
『何のことだね。まのん君。ぼくはそんなことはしないよ。』
『へぇ~守乃ちゃんは霊感があってさぁ。
日曜日に、お風呂でポテチのお化けをハッキリ見たって
言ってるのよねぇ~』
(しまったぁ!好意を持った相手からは見えるんじゃったぁ.........)
↑どんな設定の神様やねん?byまのん
『さて、あの日はイケメン俳優の田山 海南の姿だったはずだぞ。。。』
『へ~、田山 海南ってポテチは何味なの?』
『そりゃ~、九州醤油味に決まってんじゃん♪』
『ほぉ!田山 海南さんが九州醤油味!?』
『あぁ!?ごめんなさい!まのんと間違えて着いて行ったんじゃ!
だから、不可抗力じゃ!!』
『へぇ~推しの守乃ちゃんと私を見間違えて、
別方向の家に行って部屋に何時間も滞在して、
上から下までじっくり見て、神様がセクハラするんだぁ~』
『まのんさん。トドメを刺してください(白旗)』
『じゃあ、素直に私の願いを聞きなさい!!』
『はい』
『あれぇ~それが私の話を聞く態度でちゅかぁ~神様ぁ♪』
『どうしたら、よろしいですか。まのん様』
『正座でちょ、せ・い・ざ♡』
(くそぉ~くそまのん!いつか天罰を喰らわしたるぅ!!
くやじいぃぃぃ!!)
『では、申し伝える!
我が願いは、イケメンエリート男子と結婚して、
タワマンニートオタク主婦になることよ。』
『なんだ。。。まのん!もう叶ってるじゃん。はい♪お仕事終了ぉ~』
『どこがだよ!イケメンエリート男子がどこに居るんだよ!?』
『悠斗君。以上』
『悠斗のどこがイケメンでエリートなんだよ!
口うるさくて、ただのケチじゃん!それに今更、彼氏なんて思えないし!』
『じゃあ、悠斗君に匹敵する男子が他に居るのかよ?』
『居るわよ。一人』
『誰?』
『わが明法大学野球部2年 三澄 投太くん♡』
『ちょ、ちょ、ちょ、ちょいお待ち!!
『猫に小判』、『豚に真珠』、『馬の耳に念仏』、『犬に論語』
まのんに超ハイスペック三澄君はもったいなすぎる!!』
『別に、いいじゃない♡何でも叶えてくれるんでしょ♡』
『あのね!三澄君は野球エリート&超イケメン&超天才&
マルチリンガル&お人柄もよく!
彼のようないい人、あらゆる分野で有望な人材を
まのんの願いの為に不幸にするなんて、わしには出来ぬ!!』
さすがに、わしには無理ゲー!!
当作品はフィクションです。




