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70話 王都到着と即出発

今回は少しだけ短いです。

「おぉ・・・・・・」


『おぉおおおおおお』


あれから、港町に別れを告げ、1週間ほどでまずは各都市の中継地点ともいえる王都に到着した。したのだが、なるほど、これは凄い。女性陣も知ってるはずの3人娘も呆然と言葉を発するしか出来ない。なんでって?


「馬車ならぬ、牛車が・・・・・・ここ、日本の田舎じゃないですよね?」


「うわ、牛乳。ちゃんと煮沸したのを普通に売ってる・・・ねえ、何本か買わない?」


「普通に羊飼いが羊連れて歩いてますね・・・・・・外とのギャップ凄すぎませんか?」


「鶏が居るんですけど?!歩道に?!どうして?!え?離し飼い?!」


「城下町に畑。ええ・・・?」


「「「アイェエエエ?!町中で牛が普通に歩いてる、前は普通に郊外しか居なかったのに、ナンデ?!」」」


「いや、すっごいな、王都とは思えないぐらいのほのぼの暮らし」


以上、上からリンさん、オウカさん、レインさん、リィルさん、メイさん、3人娘、自分からの意見である。なるほど。訂正しよう。急造都市ではない。これは急造ですらない。おそらく、3人娘が居た頃が一番誤魔化せてた時期なのだろう。

まあ、要するにだ。取り繕わなくなったと言う事だ。アレだ、根本的にこの都市はスローライフ的な前の気質がずっと残っているのだろう。我慢の限界を超えた結果がコレと言う事である。残りの3つの都市よりここがいいなあと自分は思うんだが、まあ、王都だし、情報をまず集めますかね。



「う~ん、結論イコール解散」


「「「待って、待って!」」」


いや、まあ、もちろん、各都市は回るという意思はあるんだが、その行脚の為に街で集めた情報を総合すると・・・・・・


「別に敵対しあってるとかじゃなくて、むしろ交易は普通にしてて、たまに意見交換会までしてる都市にケジメしに行く必要ある?」


「「「ほぐぅ!!」」」


まあ、そういう訳である。よく考えたら、アレだよね、国内で紛争起きてたら、王都がこんなに平和な訳ないよね。というか、3都市の中継地点にも当たるんだから、こんなにのんびりマイペースな訳がないよねと言う事だ。そりゃ、そうだ。


「まあ、推しアイドル討論的な諍いぐらいしかないらしいからねえ」


「「「い、今まで大陸内でやばい動きありそうと思ってた私達の気苦労は一体・・・」」」


うん、オウカさんの言う通り、少し前に言った通り、超険悪とかそういうことも無いし、悪用されたしたとかも無い。まあ、遠い目している3人娘の心の安寧の為に回るぐらいならいいかな?が結論である。


「まあ、でも、少し気になる噂聞いたからね。戦車愛の方から回っていこうかなって」


「と言うと?」


「カスタム戦車がそちらの町の工房で作られ始めたんだってさ」


「「「行きましょう」」」


自分の言葉に3人娘が賛同して、予定は決まりましたとさ。まあ、危険はなんか首筋がチリチリしないんで大丈夫とは思うけどね。

王都(笑)に到着したけど、すぐに出発を決めるというお話。まあ、この都市で何かあるか?って言われると・・・・・・ねえ?


現ステータス


NAME


シロウ・カミヤ



SKILL


安全シェルター LV 8


健康的な体 LV MAX


投石 LV 1


鑑定 LV MAX


鍛冶 LV 7


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