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38.5話  シェルターレベル6とご褒美(選択制)

「予想以上だった」


『ですね』


あれから数日。女性陣も自分もようやく人心地が付いた。まさか魔物の問題や犯罪者が横行する等ではない都市で、それ以上の問題に遭遇するとは思わなかった、うん。ギルドから出ようにも自称一般人が邪魔で出れなかった。

とは言えだ、この都市で何とかコネなども作らねばならない。かと言って、あの有様ではシェルターから出るというのは悪手だし、車形態は人を轢きかねないし、ぶっ飛ばしかねない。いや、ぶっ飛ばされても恍惚の笑み浮かべてそうで、そういう光景を見るのは御免被る。まあ、何とかこの都市でも使えるであろう移動手段は間に合ったようだ。



安全シェルター Lv 6:手のひら大のシェルターを作る。中はレベルが上がる毎に広くなっていく。このシェルターはあらゆる理であっても壊されない

このスキルは内部に使用者が居る時間及び期間でレベルアップし、内部が充実していく。現在コスト10/12(居間、台所、トイレ、風呂、家庭菜園、応接間、客室1、露天風呂)



「シェルターレベル6。移動手段の増加は小人タイプを選択一択で」


『異議なし』


そう、シェルターのレベルが上がったのだ。うん、冬の間引き籠ってたから、後少しって所だったのだろう。6になればご褒美は2つ。1つはシェルター自体の移動手段の増加、そして・・・


「もう1つのご褒美は選択式なんだよね、どうするかな」


そう、2つ目のご褒美は選択式で海フィールドと山フィールドの取得だ。どちらも恵み物とも言える山か海の幸が楽しめるし、外に出ずに運動も出来る。取得コストは2とでかいが外に出る事も無く、色々出来そうなフィールドは大きい。しかし、現状になって、どちらを選ぶか悩む。どちらもメリット・デメリットも同じレベルだからだ。


「私は海ですかね。久しぶりに泳ぎたいなあ」


「私は山かな。やはり、運動するならこっちが良い」


順にリンさんとリィルさん。二人の意見がまんま悩みに直結しているのがなあ。


「私は海でしょうか?砂浜は運動にちょうど良い負荷をくれますし」


「私は山かなあ?山の幸って、市場に並ばない事多いからね」


次にレインさんとオウカさん。海の幸はともかく、確かに山の幸は並ばないというか、売れるかどうかも分からんなら、摘んだ人達が家庭で食べる事多いんだろうな。自然のキノコとかも気になる。


「メリットを考えると海なんだよな。ああ、でも、山も捨てがたいのも確かか」


うんうんとどちらを選ぶか唸っているとリンさんが耳に口を寄せてこう呟く。


「通販の()()()()()()()()()()()()()()()()、してあげますよ?」


あっあっあっ・・・・・・ゆ、指が勝手に・・・・・・勿論、選んだのは言うまで無くポイント2を使って取得したフィールドを取っていた。違うんです、考慮した上なんです、信じてください。


安全シェルター Lv 6:手のひら大のシェルターを作る。中はレベルが上がる毎に広くなっていく。このシェルターはあらゆる理であっても壊されない

このスキルは内部に使用者が居る時間及び期間でレベルアップし、内部が充実していく。現在コスト12/12(居間、台所、トイレ、風呂、家庭菜園、応接間、客室1、露天風呂、海)



違うんです・・・・・・・・・え?違わないだろうって?はい、季節外れの海水浴(意味深)を堪能いたしました。

明けましておめでとうございます!今年もシェルター話を週一で頑張りたいと思います。

なお、新年早々爛れている模様。う、羨ましくなんかないんだからね!(血涙)



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