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119話 芸術大陸への到着

「思ったより普通・・・・・・いや、ごめん、普通じゃねえわ」


あれから数日、芸術大陸首都に到着。配送ギルドにて、自分達を受け取ったギルドマスターの部屋でギルドマスターである人間女性であるシオリさんに箱を開けてもらい、外を見た自分の第一声がこちらである。いやね、普通に建ってる家自体はある部分を除けば、普通に日本にあるような標準的な家屋やビルなんだ、それは良いんだ、何が問題って・・・・・・


「ビビッドピンクやイエローってマジで目に悪い。後、あのぐるぐる模様」


「そして、更に、それを強調するかのようなネオン」


『コヒュッ!』


自分の言葉に続くリンさんの言葉に、外から見えるシオリさんの過呼吸っぷりである。意外とノリがいいな、この人。


「いや、実際にコレ、夜寝れます?」


『慣れると寝れます。ただし、夢見は保証しません』


だよねってなる。とりあえず、先ずは入国手続きである。ギルドカードと記入した手続き書類を提出し、シオリさんに手続きを取ってもらう。その間、外に行けない、まあ、そら、ある意味ここで動いたら密入国だからね。その間、幼女形態に変えたシェルターの目から見える外を改めて見る。


「煌びやかと言うか、改めてどぎつい」


『デスヨネ』


自分の言葉に皆も頷く。いやね、こう、ピンクの塗料塗った家とか見た事ある人は多いかもしれない。景観法とかが適用されないとことかで。ただ、それでも、沢山建ってると言う事は無いので、ここは異次元世界か?と思わんばかりの建造っぷりである。もしかして、この大陸で普通の家探す方が難しい?いやいや、まさか、そんな・・・・・・あり得そう。


「とりあえずはまあ、先ずは図書館かな?」


「その前に、ここの住民チェックが先だね」


オウカさんの言葉に全員があっとなる。いけねえ、ギルマスのシオリさんが外部からの出向のマトモ?そうな人で、その問題忘れてたわ。いや、多分、あのギルマスがSAN値チェックしてないんだ、学術都市よりきっとマシなはず!



「と思っていた時期がありましたぁ!」


『待ってぇええええええええええ!!!』


手続きを終えて、一先ず街を散策しようとした瞬間これである。凄いのは目が血走るとかではなく、こう、なんだ、本能のままに芸術を見ようとする・・・・・・いや、ごめん、目が血走ってない方が逆に怖いわって感じで追いかけてくるのである。いや、触らせてもいいかもなんだけどね、落ち着いてくれるなら、うん。ただね?舌なめずりしながら追いかけてくる時点で逃げるわ!!!アレ、絶対、物理的にペロペロしてくるだろ!


「姿隠れてるのにどう追いかけてきてるんだ、あいつ等・・・」


女性陣は各々で行動して貰っている。まあ、流石に姿隠しのマント装備してれば危険は無いやろと思ってたから・・・・・・せめて、レインさんだけ残って貰えば良かったかなと思ったが後の祭りである。どんなにコソコソしても追いかけてくるのだ。あの自称一般人共の視覚ってどうなってんの?と思いつつ、一縷の望みをかけて、図書館に向けて走ってると言う訳である。きっと、自分の考えが正しければ、逃げ切れるはずである。そう、この大陸の図書館ならね!


「あった!ここか!」


僅かに開いてる扉の隙間から入ると、追ってきた全員が扉の前で止まる。そう、ここは芸術大陸、芸術に関する施設での騒動は御法度と言うか、本能に叩き込まれてるのだろう。案の定、追跡者達は散っていった、某ゾンビゲームの寄生された村人かな???怖ぇーよ・・・・・・

なんて言うか、芸術大陸の首都はアレです、繁華街を更にケバケバしくしたような感じ。朝はそうでもないけど、夜はお目目に悪い感じです。風俗は多分無いんじゃないかなあ・・・・・・だって、普通の家に風俗的な感じが負けてますしねえ



現ステータス


NAME


シロウ・カミヤ



SKILL


安全シェルター LV 10


健康的な体 LV MAX


投石 LV 1


鑑定 LV MAX


鍛冶 LV 7


念動 LV 4

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