表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
一途 ~愛とはいったい~  作者: チョコレート
1/1

愛してるその気持ちだけは忘れない

高校3年生を迎えた年、、入学式から一目惚れしていた女の子から告白を受け

2年とちょっとの片想いから晴れて、お付き合いすることが出来た。


お付き合いを始めて数日後のある日のこと


彼女がアルバイトしている飲食店に行く話になったので

彼女が退勤する1時間前に来店し働く姿を見てニヤけながら1人でチョコレートパフェをもぐもぐ。

退勤する時間帯合わせて僕も会計を済まし、退店すると

お店の外で僕の自転車を見ている従業員♂の方が居た。


僕「あ、すみません。ここは自転車置いてはダメだった場所ですか?」

従業員「そんなことはないよ。」

と、ひとまず謝りながら自転車を移動させお店の近くで彼女が出てくるのを待つ。


裏口から彼女が出てくると、さっきの従業員と出てきて

「お疲れ様」などとしばらく会話をしたのち僕のところに駆け寄ってきて

公園に向かった。


公園では雑談をしながら幸せな時間を過ごしていたが

このようなときは時間がたつのが早い早い。。。

夜も遅くなり彼女を家まで送ろうとしようとしたとき

彼女の携帯からコール音鳴る。


彼女は声の届かないように離れていき通話を終え戻ってくると

彼女「電話は従業員からで実はさっきの従業員はストーカーでいつも電話がくるの」と、、、

僕「大丈夫。ちゃんと家まで送るよ。」


そうして家まで送ろうと彼女の家の近くまで来ると

玄関に人影が見える。

よく見るとさっきの従業員だ。


暗くて見えずらいのもあってか

ストーカーからこっちはバレてはいなかった。


仕方ないのでもうしばらく時間を潰す事にして海辺へとむかった。

そこである程度の事情を聴いたのち

泣きそうになる彼女をしずかにグッと抱きしめた。。

(その間もストーカーからは着信が何度かあった)


再度、家へと向かい

人影の有無を確認したのち彼女を無事に家へと帰すことが出来た。


僕の家から彼女の家は自転車で1時間ほど。

僕は1人で帰りながら同じ勤務先で働いていて大丈夫なのだろうか?

とか考えながら対策を考えていた。

自転車での距離もあり僕もアルバイトしているし

毎回アルバイトの送迎は不可能に近い。

そこで彼女と学校からの帰り道も勤務先も一緒の彼女の親友ちゃんに連絡をとり

ストーカーの話をして

出来る限り一緒に帰宅するようにお願いしてみた。


親友ちゃん「いや、ストーカーな訳ないやん。彼女と従業員は付き合ってるんやで」

僕「、、、、へ?」


そう。彼女はストーカーと嘘をつき彼氏の存在を隠していたのだ。

その従業員は彼女の行動に異変を感じ彼女の携帯を見ていたらしく

あの日、僕が食べに来ることを知っていたからこそ

僕の自転車をみていたそうだ。


そこで彼女に

僕「あのストーカーは彼氏だって知っちゃったよ。俺は彼氏じゃないって分かったし浮気相手なのも嫌だから身を引かせてもらうね。お幸せに。」と泣いた。


彼女からは「ごめんね。でも本当に好きだったよ」と言葉をもらった。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ