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アムロと子安と騎士と  作者: インポート川島
1/1

ゲーセンお嬢様の奮闘

時は令和、平成が終わり時代は新天地を迎えた。時は勝手に進むが、だからと言って人類みんながそれに対応できるかと言ったらそれはそれで違う。それはゲームにおいてもまたそう言えるのであった…。

「なんでそこでそのクソブッパが通りますの!?脳みそにおできができていませんこと?」






「武波先輩またキレてるんすか?」


「は?わたくしの丁寧系かつ慎重なプレイングにお茶を濁すような、唾棄すべきパなしをしてきたんですのよ?このくらいのことは言われて当然ですわね。」


「はいはいブッパブッパ。そんな風に何かのせいにしてるから永遠に四割銅プレなんですよ。」


わたくしは現代を生きるお嬢様。実家はとてもお金持ち。いえばいうだけの小遣いをもらい、欲しいものは何でも買ってもらう。偏差値は日本有数の大学に通い、そこでの学業は当然のように一位をキープしている。教授には気に入られ、友人は多い。そんなわたくしが唯一といっていいほどできないこと…。それは…。



エクストリームバーサス2!



 こいつだけはほんっっっとうに理解できませんの。ひたすらに意味の分からない武装を擦られ続け、ステップを踏んでも判定がでかすぎてあたる格闘やら、90度以上曲がってくる意味不明ミサイルのオンパレード。これにあたるなというほうが無理ですわよ。お逝きになられて、どうぞ。


 「まずそのミラコロ前格にはバクステダメだって言ったじゃないですか」


 「格闘がバクステ喰ってたまりますかっての」


 「でも当たってますよ」


「やかましいですわね小娘。コネでどこにも就職できなくするわよ」


 「プライドはないんですか?」


 私の隣でドヤ顔で説明してくる小娘は丁寧。中国生まれでしてよ。生意気にもガンダムはうまいほうで、階級は少佐5。学校での勉強は圧勝だというのになぜガンダムでは負けるんですの…?



 クソ武装とラグと機体格差がはびこるこのゲーム。果たして武並と丁寧はどうなってしまうのか…。


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