宇宙バウンティーハンター協会加盟会社臨時職員誕生
「為替レートはどうなってる」
『1sdがですね○△□ですね』
「安っす、こりゃあたしゃ御大臣様だね!さすが辺境」
『ただし今回のターゲットを捕捉出来ないと』
「分かってますよー」
『本当にお分かりですね』
「なんだよ」
『物質転送装置の稼働に掛かるエネルギーが足りないのもお分かりですね』
「ウソだー、エネルギーパック予備買ってないよ、金無かったから」
『そう言うわけでコンバットアーマーをあと1回しか転送出来ません。
機密保持の為、新宿中央公園に置いてある着陸艇に転送しておきます。
今後はコンバットアーマーを常に持ち歩いて下さい。
むろんコンバットアーマー装着アシスタントもお忘れなく』
「困った、困った」
という、なんかよく聞こえないけど誰かとやり取りの挙げ句、六本木のビルを崩壊させた男の娘もとい美少女が俺の家にいる。
なんか彼女が俺をアシスタントにしてくれるんだって。
ナニソレ。
宇宙バウンティーハンター協会に加盟してる会社の臨時職員になりました。
臨時職員でも世界中のえらい人を顎で使えるんだってさ。
ホントカナー。
だったらサキさん、もっと良いとこ住めば良いんじゃないの。
なんで俺の家なんだよ。




