表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このタクシーには宇宙人が乗ってます  作者: ちび猫pちゃん
5/27

勘違いの勘違い

車が治ったのは治ったんだけど見た目だけだよなーとか思ってたらトイレに行きたくなったんで、公園のトイレに向かう。


男の娘も俺の後について来る。


俺はそっち側じゃないし、ましてや公衆道徳は厳守する真面目で小心なタクシードライバーだ。


まあ、何にもないだろうと思ってたら、男の娘は女子トイレに向かった。


いくら何でもと思ったんで「そっちは女子トイレですよ」って教えてあげた。


いきなり鳩尾に衝撃が走った。


「何つったオジサン、今何つった」


「いえ、そっちは・・・」


女だったのかよー、紛らわしいんだよ!


「スイマセン、勘違いでした」


「なんの勘違いなんだ」


「トイレのマークですよ、暗くてよく見えなかったんです」


「まあ、いいや」


女はふんって言ってトイレに向かった。


もうさ、いい加減にしてほしいよね。


女だと思ったら男だったり、男の娘だと思ったら女の子だったり。


そりゃあさ、一期一会だったら適当に接客するけど無理だよねここまでくるとさ。


ホント、俺もまだまだかなー。


接客業までこなして走るのも辛いよ、まったく。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ