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絶望
キラリ視点です
「ター、ニャ…」
ピクリとも動かないターニャ。
じんわり、じんわりと紅が広がっていく。
嘘、嘘だ…そんな、ターニャが?
…死んだ?
ターニャが死ぬわけない。
あの、強くて明るくて優しくてでもちょっといじけやすくて…
小さな体で私の背中を押してくれたターニャが死ぬわけない。
「彼女は死んだよ。僕が殺した。このナイフでね。」
クルクルっとナイフをもて遊ぶ。
によによと嫌な笑顔を浮かべて。
「っはは!最高!最高だよその顔!!!その絶望に満ちた顔!!もっとその顔をよく見せてくれ!」
整った顔を歪めながら笑う。
笑いながらこちらに近づいてくる。
「やめて…来ないで…!」
「もっと絶望を見せてくれよ!!!」
狂ったように笑いながら近づいてくる。
「ターニャ…」
突然辺りが真っ白になる。
遅れて爆発音が響く。
「…っ誰だ!」
レイヤ君は慌てたように叫ぶが辺りが見えないため、何も出来ない。
「…私の主人に手出してんじゃねぇよ!!!」
叫び声とともに白い霧が霧散して消える。
そこから現れたのは…
「ター、ニャ…」
真っ赤に染まった瞳を見開いてレイヤ君を取り押さえているターニャがいた。
オチが分かりやすすぎる…
頑張ります




