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キラリ視点です

「嘘、でしょ?レイヤ君が…そんな…」


「嘘じゃないさ。僕は僕。今ここに、君の目の前にいるだろ?」


暗闇で光るシアン色の瞳は私の不安を掻き立てる。

あの日とは全く雰囲気の違うレイヤ君。


「さて、そろそろ余計なお喋りはやめようか。君は僕の実験台なんだからね。」


冷ややかな視線を私に向けて、ニヤリと笑うレイヤ君。


「それとも、君可愛いからさ、僕の秘書になるかい?」


「…は?」


思わず「は?」と言ってしまったのは許してほしい。

いや、突然何?気持ち悪いんだけど…

可愛いってどういうこと?え…無理…

顔立ち整ってるけど…ちょっと…ねぇ?


「…ボス。貴方の秘書はもういます。」


サナさんは、冷静に言ったつもりなのだろう。だが、少し声が震えている。


「なんだい、嫉妬かい?君らしくないなぁ…」


からかうようにヘラヘラとサナさんに言うレイヤ君…


「こ、この際だから言わせていただきますけど…私は、私は貴方様のことが…その、あの…」


「なんだい?」


「す、好きなんです。ずっとずっと好きだったんです。」


顔を真っ赤にさせて思いを伝えるサナさん。

私は何を見せられているのだろう…サナさん、気持ちはわかるけど二人っきりの時にやってほしいな。


「好き?君が?僕のことを?」


「はい。」


「くだらない。なんだ、君は心を捨ててなかったのかい。じゃあ、いらないや。」


「…ボス!」


突然レイヤ君の目から光が無くなる。

声から温度が消え、感情が無くなる。

レイヤ君の手には銀色に光る何かが握られている。


「じゃあね。失望したよ、君には…」


泣きそうな瞳を見開いて銀色の何かを見つめるサナさん。


グシュッと嫌な音が響き、サナさんの体は床に叩きつけられる。

見開かれた瞳からは一筋の涙がつたっていた。


ジワジワと床に広がる赤い水溜り。


見てて吐き気がする…


「さて、邪魔者も片付いた。行こうか。実験室へ。」


こいつ…人を殺したのに全然平気そう…?当たり前のように振舞ってる…

頭おかしい…狂ってる!


「あのさ、一つ言わせてもらうけど君が思ってること全部僕に丸わかりだからね?狂ってなんてないし。頭おかしくない。」


何も映していない瞳をこちらに向けて、サナさんの死体を蹴飛ばしながらこちらに来るレイヤ君…


「おかしいよ…人殺したのに…!何で…何でそんな平気そうな顔してるの?!」


「別に、あいつなんかいつ殺しても良かったし。人を殺すことにいちいち感情なんて持ってない。」


淡々と無表情で答えるレイヤ君…

パチっと電気がつけられ部屋の中全体が見えるようになる。


変な機械、パソコン、スクリーン、散らかった書類…


なんなの…?これが実験室…?


「じゃあ、君にはここに座ってもらおうか。」


「嫌だ…嫌だ!ターニャ…ターニャ、助けて…」


あそこに座ったら死ぬ。

そう直感が告げていた。座っちゃダメだ。動いたらダメだ。

まだ…死にたくないよ…やだよ…


「あぁ、ターニャなら殺したよ。」


「…ぇ?」


レイヤ君の口から出た言葉は衝撃的なものだった。

ターニャが殺された…?


「信じられないみたいだね。じゃあ、これを見てよ。」


そう言って見せられたのは…


血だらけの床に寝っ転がるターニャだった。

書いてる途中でデータが吹っ飛んで心折れかけました。


レイヤやばいやつやん。

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