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6章 覚醒 神の境地

俺の体は自然と神の境地に達するための儀式を行っていた。手の中にあった、ガラスの破片で手のひらに傷をつける。痛みを感じるが、そんな小さな痛みをいちいち気にしていられるほど、余裕はない。目を閉じ、心を落ち着かせ、再び目を開く。


「何が変わったっていうんだよ!!調子にのるな!!」

犯人は、大きく振りかぶって俺に拳をあげる。だが、ただ一つ違うところがあった。遅い。

俺はその遅い拳を片手で受け止め、もう片方の手で、みぞおちに早く重い一撃を加えた。


「ガハッ…ハァ…痛えじゃねぇか!!!!」

立っていることが限界なのだろうか。犯人はフラフラとしている。

「できる限り殺しなんてやりたくねぇんだがなぁ…」

ポケットからナイフを取り出し、俺に向かって走る。

全速力で走ってたのだろうが、動きはとても遅かった。なので俺は、犯人の後ろへと回り飛び蹴りをかましてやった。


ついに力尽きたのだろうか。犯人は倒れ、気を失っている。その隙に俺たちは犯人のアジトから逃げ、家に帰ることができた。


無言の時間が続く。とても気まずい。その状態で口を最初に開いたのはリティアだった。

「ありがとう…」

「あ、うん。どういたしまして…」

「助けてくれた時のユートの姿、兄さんによく似てた。」

「兄さん…?」

そういえば、戦っている途中話しかけてきた人物は本当に兄だったのか…?

「…でね、そんな人だったんd」

話していたことは俺の言葉によってかきけされることになった。

「リティア?」

「はっ、はい!!!」

「お兄さんって特殊な力持ってたりする?」

俺はいきなり何を言っているんだ。もしそんなのがなかったら、ただの変人じゃないか!

だが、返ってきた答えは、

「どうして…そのことを…?そういえば、ユートが助けてくれた時、兄さんの神の境地と同じ状態になっていたような…」

「お兄さんが、リティアのためにって、力を俺に託してくれたらしい」

「……」

兄のことを話され嫌だったのだろうか。リティアは泣き出してしまった。

「ごめん!お兄さんの話なんか出して!」

「うぅん、兄さんは死んじゃってからもわたしのこと見守ってくれた。そう思うと…とっても嬉しくって…」

リティアの兄さんから託されたこの力で君のこと守る俺はそう決心した。


はいどうも、艶姫でーす。

遅れてすみませんでした。


これから、今回のように遅れることが多々あると思うのでご了承ください。


今回は、ユートが覚醒し、誘拐犯と戦う。そのようなお話になっています。

面白いなと思っていただけたら幸いです。


最近、わたしの副業が忙しくなってきましてね…

小説書く時間が減ってきたので、その時間を有効に活用してこれからも書いていこうと思います!


それでは!おやすみなさい。

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