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5章 覚醒 新たな力と復讐心

「オラァ、こいつの命が惜しけりゃそのナイフを捨てなァ!!!」

私、リティアは盗賊に誘拐され捕まえられていた。

「にいさん!!わたしのことはいいから!!にげて!!!」

兄は助けに来てくれた。でも、私が言ってはいけない気がするが、兄は弱い。近所で喧嘩が起こると兄はいつも一方的に殴られ、蹴られていた。



だから、私は兄に死んでもらいたくない。そんな思いで、逃げてと伝えたが、兄は逃げることはなかった。

「ティア、待ってろ」

兄は愛称で、私のことを呼ぶ。その声はいつもの兄とは違かった。


「へっ、お前は町の喧嘩でも勝てないほど弱いらしいじゃねえか!!兄する妹を助けらんないってどんな気分ダァ?!?!」

そう言って、盗賊は手に持っているナイフで私の頰に傷をつける。

「テメェ、覚悟しろよ…」


気づいた時には、兄は消えており、私の後ろから殺気は無くなっていた。振り返ると盗賊は頭から血を流しており、死んでいた。兄の目は赤く光っており、血管は浮き出ていた。大好きな兄の姿は、まるで別人のような姿になっていた。自分が知らない兄に出会ってしまった。


神の境地、人間の限界を超え、身体能力の強化、及び特殊能力の覚醒を起こすというもの。血管が破裂し、死んでしまうというリスクと隣り合わせとなるため、まさに諸刃の剣の能力だった。


兄は神の境地を使いボロボロになった体で、私のそばに近寄る。

「ティア、よく頑張った…な。さぁ、かえ…る…ぞ」

その言葉を放ち、兄は帰らぬ人となった。


「ハァ……ハァ…」

私は今、薄暗い部屋の中に閉じ込められていた。

あの時と同じように誘拐され、監禁されていた。

「ユート…助けて…!!!」

今は必死にそう祈る事しかできなかった。

________________________________________


「リティアァァァァァァァァ!ここかぁぁぁぁぁぁ!!!!」

街の皆んなからの情報をかき集め、その情報を手掛かりにリティアのいる場所を見つけることができた。


バァンと勢いよく扉を開いたらリティアを発見した。近くに犯人はいない。俺はリティアを抱えて走る。


だが、そんな容易に逃すほど、犯人は甘くはなかった。

「何してんだテメェ!!!!!そいつをこっちによこせエエェ!!!!」

俺はリティアを下ろし、犯人と立ち向かう姿勢をとる。戦った経験はないが、リティアを逃す。その時間さえ稼げれば…。そうして、俺と犯人との格闘戦が始まった。


だが結局、リティアを逃させる時間稼ぎさえもできなかった。犯人が右ストレートを放ち、それを避け、渾身の左フックを放とうとした刹那、左脇腹に蹴りが飛んでくる。

「ああ゛あ゛あぁぁぁぁぁぁ!!!」

痛い。とにかく痛い。表現できないほどの痛みが俺を襲った。そして、俺がとてつもなく弱いということを痛感したのであった。


___________________________________________


(妹を…ティアを…助けてくれ!!!!)

心に話しかけてくる人がいる。

(私の力をお前に託す。ティアを助けるために…)

正直、ここで俺一人が逃げてもいいような気がするが、居候させてもらっているやつとして、リティアの兄らしき人物に言い放ってやった。

(お前の妹、俺が死んででも助けてやろうじゃねぇか!!)


はいどうも、艶姫です。

今回はとても表現が下手な作品となってしまったことを、お詫び申し上げます。


今回は、リティアの亡くなった兄の物語となりましたがどうだったでしょうか?


こちらの作品はちょこちょこ改変して、もう少し良い作品にしようかと思います。

それでは今日は眠いので、おやすみなさい。

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