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2.侍娘がやって来た

 今は朝の五時ぐらいだろうか。

 寝る前に見ていたアニメのせいか変な夢を見てしまっている――いや、もしこれが現実であったとする。

 空から突然女の子が降ってくると言うのはありえると言うのが分かった、だが今の問題はそれではない。それは逆にウェルカムだ。

 問題は――俺はどうしてその女の子によって、絶体絶命のピンチに陥ってるのか? と言う事だ……。



 仕事終わりの花の金曜日――

 家に帰って来た俺はテレビをつけると『本当に天空に浮かぶ城があったんだ!』なアニメがやっていた。

 晩飯のコンビニ弁当を食いながらそれを見、その後風呂に入り、土日は会社が休みなので少し遅めの深夜二時過ぎに就寝。

 布団の中が一番の幸せと言うのもどうかと思うが、翌日の予定もなく何の気兼ねなしに眠れる金曜日の夜は至福の時だった。


 それから三時間ぐらい過ぎた頃だろうか、深い眠りの中で人間が一番成長ホルモンを促すと言われている時間が過ぎた時――

 ドスッ――っと、布団の上に突然何かが落ちてきた。


「うがっ!?」

「うぐっ!?」


 な、何なんだ!と飛び起きると布団越しに何かが横に転がった。

 天井でも落ちてきたのか――いや違う、天井ならこんなモゾモゾ動かないはずだ。

 では巨大な動物……マンションだし飼っていない。

 だが、動物・生き物には違いない。シルエットでしか分からないがどう見てもそれは人だ――

 蜘蛛男なら写真撮って新聞社に売りつけたいが、残念ながらそうでもない。


 あまり考えたくないのだが、考えうることは何か……やっやはり強盗かっ、それとも掘りにきた奴か!?

 どどどっど、どうすればいいんだ――強盗なら抵抗せず言うとおりにするべきなのだろうけど、

 後者の場合だったらどうしたらいいんだっ……!?


「う、うぅっ……」


 まだ薄暗い中、落ちてきた"何か"が呻きながらベッドの上から起き上がろうとしている……。

 起き上がり押し倒されたら俺の貞操はもう終わりだ――

 掘られたくない一心でこちらが押し倒し馬乗りになってそいつを押し付けた。


 逃げるなら今だ、相手がバランスを崩しベッドの上に横たわった今なら脱出できる。

 だが、逆に今は取り押さえるチャンスでもある。取り押さえ捕まえればそれなりに称えられるだろう。

 身の安全か僅かばかりの賞賛のどっちを取る……と一瞬迷ったのが命取りになった――


「こ、この下郎――っ」


 声が若い。マウント状態からつかみ合いになったが、

 相手は不利な体勢だったお陰か再びベッドの上に、相手の肩を掴み押し倒す結果になった。

 おっ、俺も男だ……こうなったらもうやるしかない!と覚悟を決め、相手の上に覆いかぶさるようにして押さえつけに入った。


 だが、殴り合いの喧嘩なんてのもした事がないので、これからどうして良いか分からない。

 なのでただ抑え込むしか手がなく……こうなったら思い切って見よう見まねでパンチでもしてみようか。

 そう考えた時、ふと胸の辺りに覚えのあるゴムボールのような感触――何か胸の辺りが柔らかい事に気が付いた。

 んっ? とその心地よい感触に気を取られた隙に、上半身がベンチプレスのバーベルを持ち上げるかのごとく、ぐぐぐっと身体が持ち上げられ――


 今更ながら、あの時は逃げる方の選択を取るべきだったと思う――。

 想像できない力で身体が持ち上げられ、浮いたその隙に相手が腰から何かを引き抜いたのが分かり、

 俺は咄嗟にそいつの手首を持って押さえつけていた。これが火事場のクソ力と言うべきだろうか……。

 その手にはギラリと鈍く光るもの――は、刃物じゃねぇかこれっ!?


「ぐっおぉぉ――ッ」


 俺よりも華奢なのに、それに反した力に俺の腕がもう持ちそうにない。

 体重をかけて刃物を持った手首を抑えつけているのに押し返してくるのだ

 このままでは――掘られるどころか刺されてしまう。俺の腕の力も徐々になくなってきた。

 かくなる上は――


「なっ……き、さま――っ」

「うぐっ!?」


 死を覚悟した俺は、女のと錯覚してでも堪能してやろうと思い、

 片方の手で思いっきり覚えのある感触がした所を鷲掴みにしてやった――ついでに揉んでもみた。


 死の間際のはスローモーションのように時が流れると言う――

 現実はふとっちょな野郎のでも勘違いしたまま絶命するまでやってやる、やってやるんだ畜生!

 あの世に行ったら、積まれてる石を蹴り飛ばし『俺、女の乳揉みながら絶命したんだぜ』って自慢してやる。

 手に伝わってくる弾力のある心地よい感触……あぁ、これだけでもう死んでもいい……。


 ……だが

 スローモーションを感じたのはそいつが驚いて固まっていただけで、我に返り激昂したそいつに蹴り飛ばされた時だった。

 世界がゆっくりと回る――ベッドから転がり落ちる一瞬が何十分にも感じた。俺はまだ生きている、らしい。


 すぐに立ち上がり、

 近くにあった照明の紐を引き明りをつけると、そこにはこの時代にはそぐわないであろう恰好をした――女がいた。

 うっ……と突然の明りに眩みはしたものの、胸元を抑え目線はこちらに向けたままぎっと睨みつけている。


「だ、誰だあんた……ご隠居のお供の――ってうわぁッ」

「貴様……よくもッ」

「ま、待てっ目的は金かっ……金なら渡す!」

「私を辱めようとした挙句、金で始末をつけるつもりかっ」

「うおっ――ちょ、ちょまっ」


 その奇妙ないでたちの女が持っている刃の剣先を喉下に突きつけられた時――

 あぁもう終わりなんだな、と悟った。と言うか悟るしかなかった……先ほど押し倒せたのは不意打ちだったし、

 あんな力量の差を思い知らされて二度目はできない。やっぱりグッバイ俺――。


「――せめてもの慈悲だ、言い残すことはあるか?」

「一発ヤら――じゃない……ごっ強盗じゃなかったら何なんだよっ、人の寝込みを襲っておいて!!」

「何を申すと思えば盗人猛々しい。寝込みを襲う? 貴様から仕掛けておいてよく言える。

 どうせ、私を女子だと甘く見て夜這いに来たのであろう!!」

「俺はぐっすりだったのに、お前が飛び掛ってきたんだろうがっ」

「何をっ、ここは私の寝床ぞ!」

「ここは俺の部屋だっ!」


 勝手に人の部屋に乗り込んできて何だこいつは……あれか、居直り強盗って奴か?

 俺の言葉を確かめるように、着物の姿の女は周りをぐるっと見渡し、俺に視線を落とし――

 再び確かめるように周囲を見渡し始めた。


 俺の存在を忘れたのか突きつけられていた刃の切っ先が外され、彼女自身も俺から離れたが……

 こ、これは……何とか助かったと見ていいのか……?


「き、汚い……それに狭いし、男臭い……」


 第一声がそれっ!? いっ忙しくて掃除できてなかっただけななんだからねっ!?

 と言うか、テレビなどでよく見るような時代錯誤な姿――

 時代劇や映画村で見るような着物姿でいきなりやって来て、刃物振り回してそれとは何て無礼な奴なんだ。


 髪は後ろで束ねた黒髪ポニーテールに、身長は俺と同じか少し低いぐらいか。

 顔立ちはいいけど……あれか、ひょっとして時代劇の格好をしたイタい奴か?

 動揺してるこの隙に警察呼ぶか――。


「し、しばし待たれよっ、何故か分からぬがそこの世話になってはならぬ気がする!!」

「じゃあ帰れよ!!」

「ふんっ、言われぬともそうしてやるわ――して、出口は何処ぞ?」

「あっちだよ」


 部屋のドアを指差すと、女はふんっと言いながらそこへ向かって行った。

 それと、床に置いてる物を蹴飛ばしたら元に戻せ、全く……。

 出て行ったらイタい押し込み強盗が来たと警察呼んで……

 と思っていると、ガタガタガタガタッとドアが暴れている音が聞こえてきた。


「あ、開かぬ!? ぬぬっ……」

「横じゃなくて前だ。それに鍵外せっ、ほらっ、出てけ!」


 この階には住人が少ないのが不幸中の幸いだった。

 このフロアには住人が俺しかいないが、ガタガタと五月蠅くされてはたまらない。


 扉を開けて退室を促すと、ふんっと鼻を鳴らして出て行こうとしたそいつは急に玄関先で立ち尽くし、

 まるで初めて見たかのように呆然とした表情で開かれた扉から見える外の景色を見ていた。

 何かあるのかと気になったが、俺の目には見慣れたマンションのフロア――無機質なコンクリート製の柱や壁、

 等間隔で並んだ空き部屋が並んでいる冷たい光景しか見えなかった。


「な、何だ――ここは何なのだ、私は何処に居るのだ……?」


 これはもしかしたら、本物の侍――か、ホンモノのイタい奴なのかもしれない。

 膝から崩れた彼女をそのまま放っておくわけにもいかず、とりあえず部屋に戻るように指示すると

 彼女自身も一度頭を整理させてくれと、素直に俺の言葉に従い先ほどいた所にヘタり込むように腰を下ろした。


 年は二十代半ば、やや肌荒れ気味であるがよく見ると美人――

 じゃなくて、男物であるような着物を着ているこの女性は、ただ呆然とただ宙を見つめているだけだった。

 見る物全てが初めてと言った彼女の瞳を見て、本当に何も知らないのだろうか――とさえ思えてしまう。

 さてどうしたものかと思った瞬間、彼女は突然胸元を曝け出し持っていた刃物を手に――


「ストップっストップっ、事故物件になるから死んじゃダメっ!?」

「はっ離せっ、こんなもの腹を切って死んだ方がマシだっ!!」


 何とか刃物を取り上げたが、これは小太刀か?

 長さは大体30センチぐらいの黒塗り、刃のギラ付きが恐ろしくも美しも感じられる、鍔のないシンプルな得物だった。

 この部屋の中で切腹とかされたらたまらない――見えた胸もたまらないけど……。


「と、とりあえず事情は分からないけど……死ぬことなんて考えないで前向きに考えよう?」

「う、うぅ……何ゆえ、何ゆえ……」


 この騒動で眠気も吹き飛んでしまったが……これからどうするべきなのだろうか。

 警察に突き出してしまばすぐに終わり、いつもと変わらない日常がまた始まるのだが――

 何故かそうしてはならないような気持ちになってしまう。

 彼女はもうパニックになって泣きそうだし……それに、今日と言う日が始まったばかりだ、

 警察に突き出すのは一度話を聞いてからでも遅くはないのかもしれない。


「で……さっきの事は――」

「……私の胸をまさぐった事は忘れぬぞ? どうせこの後、私を辱めるつもりであろうが、その時は舌を噛み切ってやる……」

「そっそんな事はしないよっ!! まさぐりは忘れて欲しいけど、一旦それは置いといて……」


 それに死を覚悟した瞬間だったんだ、

 そんな時に目の前に乳があれば堪能して最期を迎えるのが男ってもんだろう?


「まぁ――私の方も錯乱して取り乱してしもうたが少し落ち着いた。

 夜這いをかけて来た下郎と言えど、話した方がまだ纏まるであろうな」

「夜這いじゃないから、覚悟の上だったんだから!」

「むっむぅ、覚悟の上でか……い、いや私は惑わされぬぞっ」

「ま、まぁその……とりあえずあなたの名前は――」

「人に名を尋ねるのであれば、先にそちから名乗るのが道理であろう」

「あ、そうか……俺は白川弘嗣――ここの部屋の住人。その――さっきはごめん」

「う、うむ。私は居下重次の娘、居下鈴音と申す――その、私の方こそ先の無礼を許してもらいたい。

 だが淫行に及んだのは許さぬ」


 よし、しっかり根に持たれているようだ。

 けれども、今はそれに触れないで置こう。きっと時間が忘れさせてくれるはずだ。

 とにかく浮かんだ疑問から解決して行く事にしよう――。


「居下 鈴音さん――いや何事もなかったし大丈夫だけど……一体何しに来たんだ?

 いや、何しにと言うか……Youは何しに――じゃなくて、どうやって何のために俺の部屋に?」

「鈴音で良い。私も何ゆえこんな汚い小屋に居るのかと考えておったが全く分からぬ。

 気がつけばここに来ておった、確か――私は父上と近くの社に戦勝祈願に来ていたはずなのだが」

「……そこの神様でも怒らせた?」

「そんな事するはずがなかろう――あ、いや……うん……だが、あの程度で――」


 うん、これは何かやったな――恐らく間抜けだの、何だの馬鹿にしたのだろう。



 しかし、互いに何も話さずともいい間柄なら問題はないのだが、知り合って間もない奴と二人っきりってだけでも辛いのに、

 先ほどの出来事もあって、何か色々聞きたいけど聞けない――この無言の時間が物凄く居心地悪い。

 いつもならまだ夢の中に居る時間だし、あの騒動は夢だったのではないかと思うが、節々の痛みがそれが現実だと教えてくれる。

 恐らく鈴音――と名乗った彼女も落ち着きなくあちこちを見回しているし、同じ居心地の悪さを感じているだろう。


 ここで彼女の肩に手を回して

『ヘーイ、初対面だけど酒でも飲んで盛り上がろうぜ姉ちゃん!!』なんてやれたらまだコミュニケーションは取れるかもしれない。

 ――が、彼女に対してそれをするとコミュニケーションどころか命がとれてしまいそうだった。


 それはさて置き、この沈黙の中で考えていた事をまとめてみる。

 俺の考えている通り、彼女の言う通りであれば、居下鈴音はこの世――この時代の人間ではない。

 もし仮に祈願の最中に神様をディスり、怒った神様がうっかりここに送り込んでしまった――。

 異世界からやって来たみたいな漫画やラノベではないし、そんな事はありえないことなんだけども……。

 テレビで何かやってないか――もしイタい奴で、そう言った設定を演じているとしたら、何かボロを出すかもしれない。

 演じていればテレビに対して何の反応もしないはずだ。


『な、何ぞ!? 中に人が入っておるぞっ!?』


 と言って反応したのはいいが、

 テレビの側面を小太刀で切り開いて中身を確認しようとしてきた――買ったばかりだったので全力で止めた。

 まぁそのお陰か話をするきっかけができた……と言っても、彼女自身がずっと気になっていたであろう

 床に置いてあるケトルの事から、ベッドなど周りの物を見てこれは何だと言った話ばかりだったが。

 ボロを出すどころか、どれも目に入る物全てが見知らぬものと言う反応で、どれも頭の根底にありそうな気配が感じられない。

 俺自身も説明した物全てにリアクションをする彼女を見て楽しいと感じてしまっていた。


 あれは何だ、これは何だと説明していく互いに少しずつ打ち解けて来た気がしたので、本当に聞きたかった事に触れていこう。

 これだけは先送りにできない、ハッキリさせておかないといけない内容だし。


「その……なんだ、もし仮に鈴音……が戦国時代の人で、何かの間違いでこちらに来たとしたら、これからどうするつもりなの?」

「すまぬが――その戦国時代、とは何だ?確かに戦乱の世ではあったが……」

「俺の考えがもし合っているならば、鈴音は今の時代――未来にいる事になる。

 鈴音が居た時代はここしたら数百年前の過去――遠く昔の時代なんだ」

「先の世――か、にわかに信じられぬ話よ。それが正しくあれば戻る手段が無い限りここで生きる事になるな……。

 うぅむ……だが、じきに戻れるやもしれぬし……戻れずとも何とかなるであろう」

「多分ならないと思う」


 江戸や明治などと言った時代なら文化も多少似通った部分もあるだろうけど

 これが戦国時代――となると時代があまりにも違いすぎる。

 文明開化や戦争……ここに来るまでのすっ飛ばした過程がそれほどまでに大きいし、それ以上に――


「何ゆえそう思うのだ?」

「色々理由はあるんだけど、侍なんてものがもうこの世にない」

「何だと――?」


 鈴音が居た時代なら多くいたのかもしれないが、この時代ではもうその様な人々が存在しないのだ。

 いや、今でも血筋や家柄、魂など概念としては残ってはいるが、戦場で合戦をする侍そのものはもう存在しない――。

 そんな人がいきなりやって来て、生活様式が全く異なるこの現代で生活なぞできるはずがない。


「世捨て人のように、世間から離れて生きていく人も存在するにはしているけど、

 それでもこの時代で生まれ、この時代を知った上でだからこそ生きられるんだ。

 何と言うべきか上手く言えないけれど、既に終わった侍の時代だけしか知らない人間が、

 この先一人で生きていくなんて不可能だと思う」

「諸行無常――いつかは終わりを迎えるものであるが、やはり武士の世は終わるのだな……。

 この時代が私を認めず、私の存在を許さぬと言うなれば潔く腹を切るしかあるまい。介錯を頼めるか……?」

「だから死んじゃダメだってば!?」

「なれば残された手がまだ一つある……腹を切るのを許さないと申すのであれば、生きて行くにはこの他に手はない」


 この時、俺は先を聞いてはいけないと思った。

 聞いてしまうと何か大きなものが動き出し、背負い込んでしまう――。

 だがこの瞬間、本来はなかった場所にごく小さな歯車がはめ込まれた気がする。

 それは様々な歯車に影響を及ぼし、小さな歯車から次第に大きな歯車が動き出すような感覚がした……。


 普段なら躊躇してしまっていたことだろう――だがこの時は聞かなくてはならないと思った。


「どんなのだ……? できる事なら協力するが」

「うむ――しばらくここに厄介になることなのだが」

「そうか……って、ええぇぇっ!?」

「やはり駄目か。なれば致し方なし、かくなる上は潔く――」

「あぁぁぁぁっ、待て待てっ!?分かったっ分かった、いいよ!!」

「うむ、感謝する」


 相手には切腹と言うカードがあるゆえ、俺には了承するしか選択肢が存在してなかった……

 こいつ俺がNOって言えない状況なの分かってて言ったな?

 やはりこの歯車は動かすべきでなかったのかもしれない……。


 こうして戦国時代から来た侍娘と俺の共同生活が始まったのであった。


 いや……もしかしてこれって同棲――?


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