終わりから始まりへ
皆さんは自分がつらい生活をすると分かったらその先にある理想の世界を諦めますか?
世界は意地悪だ、だからこそ生きる価値がある、これは悪と日常を求める人間や神、様々な生き物が戦う物語
「あっつーーい!」
『彼、そうそこのアイスを舐めている男子は 鏡野恵介、日本のとある海のない町で暮らす中二である。いや、中二病ではなく本当の中学二年生だ。彼はこの世界の中心の人間、彼の行動により世界は変わる。ん?僕?僕は....誰だろうね〜?まあ、そんなことより僕の出番はここまでだ。また後で、では。』
「ほんとあっついね、今日の確か最高気温が今年の予報では日本一らしいよ」
「まじかよー、海行きてー」
男子中学生、鏡野恵介とその友達の雅日愛は周りが田んぼだらけの道を、アイスを食べながら歩いていた
「なあ、ひめまだ七月だよな?」
恵介は日愛に聞く
「確か七月の十四日だよ、けーちゃん」
けーちゃん 恵介、けいすけのあだ名である。
そんなこんなでやっと車が通る少し大きな道路の交差点まできた。
そして、この猛暑で追い打ちをかけるように信号は、太陽のような赤。しかしあと少しで家に着く、それまでの我慢だった。
気温以外はいつもとたいしてかわらない、日常だった。
「このままの日常が続けばいいな」
そう、これまでは。
「うん、そうd...」
とても高い音を出しながらバスが二人のもとに突っ込んできたのだ。
ここで彼らの会話と日常が幕を閉じてしまった。
そして、主人公はいずれ<自由神>と呼ばれ彼の理想の日常とは少し違う生活をおくっていくことになる。
初投稿です。
何か気づいたことがありましたらぜひ教えたください。