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 野に咲く花も、花壇の花も、花瓶に飾られた花も。

 どれもが綺麗に咲いていることは、変わりありません。


 色とりどりに咲き乱れる花園。

 綺麗に並んで咲いている花壇。

 美しく魅せる様に生ける花瓶。


 場所は違えども、その鮮やかさが損なわれることもまた、ありません。


 葉を精一杯広げながら、小さな花弁を開かせて。

 より高くへと成長しつつ、鮮やかな色をなじませて。


 樹も、草も。

 その生の美しさに違いはなくとも。

 花の綺麗さにはかなわない。


 それはまさに、陽光の煌きのように。

 あるいは水の、飛沫のように。


 遠くに響く歌の音。

 夜空に光る星々の色。

 眠る幼子の小さな吐息。

 笑う瞳の奥の輝き。


 それら全てを愛するように。


 私たちは花を愛でるのです。


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