神と神と神と神。
だいたいオリジナルとなっております。
分かる人はビシッとコメントで指摘してください。
そして注意。
作者はガキの中のガキな年齢なので、取り扱いには充分気を付けて下さい。
読んでくれる人には、ただただ感謝です。
宜しくお願いします。
勝利神の創造と破壊と滅亡-feather Down-
プロローグ
その日、神の楽園godparadiseの管理長、カンギテンは首を傾げていた。
先程の爆発でメインフロアは跡形もなくなり、さらには防御壁も崩壊、今残っているのは神の楽園のシンボルとも言われる『ゼウス王誕生記念碑』のみだ。
このままだと神が滅ぶ。なんとかして止めねばならん。
そう思いながら、godparadiseの城下町中心部“弐武街“の神殿の一角にあるシェルターの中で考えていた。
あの日に、アイツが創造しなければよかった、とカンギテンは今までに起こったことを振り返って頭を横に振り回した。
カンギテンは、傷ついた羽を伸ばし、一本一本毛を植えていく。この突然の攻撃により、全ては崩れ落ち、滅亡しようとしている。
誰一人倒せない、そう呼ばれていた神も、“アレ“のおかげで消えてしまった。
もう一度爆発。今度は記念碑が破壊された。
外から聞こえるのは、悲鳴と叫びと咆哮。
そして、一生懸命積み上げたモノが、一瞬にして崩れる音と、何か大切なものが消えてなくなっていく音。
全ては、『MMWX』によって―――――――
神が、創られた゛証゛によって―――――――
悲劇は、そこから始まった。