佐和山軍儀2
軍儀に呼ばれてユイカが大広間に着いた
ユイカは一礼して着座した
島左近「私が殿(三成)の参謀の島左近でござる、大谷形部、安国寺殿でござる・・」
安国寺 恵瓊は僧であり毛利家の外交的軍師である
大谷形部は、病魔に冒され顔が崩れ布で顔を覆っている、秀吉が「形部に100万の兵を与えて戦わせて見たい」といわしめた軍師匠である
家康と戦うには初めから不利と思い三成を諫たが三成の決意が高いので友情から死を覚悟で参戦している。
ユイカはこれが歴史で習った戦国の武将たちなんだと、自分が戦国の世にいることをあらためて実感したのである
三成「ユイカ殿、先の世から来たのであろうから。この戦どうなろうか知っているものだろうと思われようが、来世でみてきたことを話してもらえぬか。」
三人はユイカの話が興味深いのだろう強い視線はユイカに注がれた
ユイカは固まった・・関が原で目の前の大谷形部、島左近が戦死し西軍が破れ三成、安国寺、小西行長が処刑されるなんてこの士気高い武将の前で話せるはずもなかった・・
三成「ユイカ殿そんなに緊張せぬでよいではないか。。気楽にはなしてくだされ・・」
三成の言葉は優しいが、他の武将の視線、雰囲気。これは尋問に近いものがあった。。
そして、ユイカは口を開いた・・




