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緊迫する伏見城家康・

黒田・福島襲撃軍を殲滅したクロス屋ナオトの鳥軍は、家康の居城 伏見城をめざした。



伏見

 家康屋敷が襲われたために 身を守るために伏見城に入ったのだ。

ただ、そのときは、何者におそわれたかは、わかっていない。

伏見城 完全鉄壁な、守りである。


城では、家康の入城祝の酒宴が行われていた


家康の直属の家臣たちだけである。井伊直政 本多正信 榊原政康 酒井重勝鳥居元忠 ら大勢である。


能が舞われた


家康「みなのもの、今日はごゆるりと酒を所望しようぞ」


能楽がおこなわれ

酒の席はもりあがった


大久保忠佐は、大きな声をはりあげた「酒井忠次・酒井重勝殿、本能寺の変の後明智軍を逃れるために伊賀越えをしたことがなつかしのう・・・あの時はよくもいきのこれたものぞ!」

「これも殿(家康)の強運と神通力のおかげでありますぞ!」


「そうぞ!!」「殿のお力ぞ!!」

場は盛り上がった。


家康は、秀吉からもらった信長の陣羽織じんばおりをはおり、満足そうに酒をのんでいる。



「殿、伏見の屋敷で火事です」

家康「早く、調べなさい」


そこに足音が「ダダダダダっ・・」


服部半蔵 一礼 頭を下げる「殿、石田三成屋敷が燃えております・・・」


家康「なに、三成の屋敷が・・・か・・願ってもないことだ。。。よしよし・・酒がうまいわぁ」


正信「三成がいなくなれば、殿の天下もちかいですなぁ・・・ハハハハッハ」


忍者があらわれ半蔵に耳打ちしている・・


半蔵「殿、今、情報がはいりまして。黒田、福島ら3000の軍勢が三成を襲撃しましたが。何者かに反撃されて、ほぼ壊滅したらしいです。」



家康「今日は楽しかったぞ・・それでは世はそろそろ休む・・あとはゆるりと酒をのまれよ・」


家康は、その情報を家臣に知られないように家康の部屋にもどった

半蔵が部屋に入ってきた

家康「三成屋敷の軍勢はどうなった・・3000の軍を壊滅するとは6000・・いや一万の軍勢がいるかもやしらん・・となると、こちらも物騒であるぞ!!」

「福島、黒田らのバカものが。。先走りおって・・・」

城の警備が堅固といっても、急に一万の軍勢で攻められたらひとたまりもない・


半蔵「それが、兵は一人たりともいないのでございます。三成や屋敷の者どもも一人もいません・」


家康「今日は夜も深いそろそろ寝ようとしよう。。半蔵よく調べておけ・・」



半蔵「わかりました。」


家康「誰かおらぬかーー、酒と亀(側室)を用意しろ!!」


「ははーーっ」


修羅場を生き抜いてきた家康には幾度とこういう危機があったので、落ち着いている


家康は、膳を用意し、酒を飲みなおした・お気に入りの亀の方(徳川義直の生母となる)にお酌をさせた

家康「・・世間はいそがしいが、世はそちと居るときが一番心がなごむ・・」


亀「殿は、おつかれのようすですねぇ、、」


家康「さて。。寝るとするか・・」


二人は眠りにはいった・・



















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