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【短歌】フルーツ怪談  作者: 夏の月 すいか


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【短歌】フルーツ怪談7

【ラズベリー×蛇】

 ラズベリー見た目が苦手恐いから…いつも視えてるあの蛇みたい



【白桃×ダイニングテーブル】

 深夜2時イスに座って白桃を食べていたのは姪(めい)の人形



【西瓜×助手席】

 助手席でスイカ抱いてた友人が赤信号で突然消えた



【柿×地蔵】

 お供(そな)えの柿をつついている烏(カラス)それを地蔵が眼(め)で追っている


【桃×施餓鬼】

 四(よ)つん這(ば)い人のすがたの成(な)れの果(は)て餓鬼(がき)が貪(むさぼ)る供養(くよう)の桃を



【アセロラ×枯木】

 枝葉(えだは)枯(か)れ幹は腐ったアセロラに毎年ふたつ赤い実が生(な)る

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